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MODEL | Ref.85001 ニバダ クロノマスター シーダイバー |
MOVEMENT | Cal.92 手巻きクロノグラフ |
AGE | 1950-60年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 38mm(クラウン含めず)×45mm(ラグ to ラグ)×13mm(厚さ) |
激希少クロノマスター シーダイバーRef.85001★ニバダ★Cal.92
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1950年代から国際地球観測年をきっかけに、各国の探査プロジェクト、それにまつわる民間企業へのプロジェクト依頼により、その時に使用する時計、いわゆるオフィシャルウオッチの受注を獲得する為に、各スイスメーカーが血みどろの思いで、アビエイターモデル、ダイバーモデルなどを次々に発表していった。コメックスによる地底探査プロジェクトを担うロレックスサブマリーナ、ブランパンフィフティファゾムス、イタリア海軍での探査調査でその実績を残したジャガールクルトのジオフィジックなどもその通りであるが、
1956年1月、南極点を通過した後、3700kmの地点からUターンして帰還するプロジェクトがアメリカ軍により発動された…
“ディープシリーズ作戦”
北極探査で成功を納めたバード少将を中心に組まれたこの作戦チームは、見事にその成功を納めた。実は、この作戦、北極探査のほうが話題性にあった為、そこまで世界中に飛び回ったニュースでもなかったが、UFOと遭遇したなど、後ミステリアスなバード少将の当時のコメントが明るみに出て、違う意味での話題性ともなった。そんなディープシー作戦のオフィシャルウオッチとして獲得したのが、”NIVADA”の”アンタークティックモデル”である。1879年スイスのグレンヘンで”ヤコブ・シュナイダー”によって創業され、現在ではそのシュナイダー一族のDNAはサリナスグループへ引き継がれているが、現在の人気モデルでもある”デプスマスター”は1965年に世界に先駆け1000M潜水可能なモデルとして発表し、そのオリジンたる1964年の”デブソマティック”は世界初の深度計を付けた時計としてかなりの話題性を呼んだ、この50年代から始まる地球観測年から始まるスポーツウオッチの開発争奪戦は、ニバダの黄金時代の象徴的ヒストリーでもあった。
そんなニバダらしいスポーツウオッチとしての存在価値を漂わす逸品であり、その黄金時代を生きた最高の逸品を今回、ご紹介したい。その名は
『CHRONOMASTER AVATOR SEA DIVER』
1960年頃に発表されたこの”クロノマスターモデル”は、その名のとおりすべての総傑作であり、ディープシー作戦を思わす”AVATOR/アビエイターモデルであり、防水としての価値である”SEA DIVER/シーダイバー”の文字も刻みすべてを兼ね備えた究極のスポーツウオッチを誕生させた。ここまでこのモデルの意味をレターとして贅沢に刻んだモデルは、他時計メーカーには無いだろう。よほど印象づけたかったことが手にとるようわかる。当然そのレターどおりのクオリティーはダイアル上の同形であるトリチウムを塗装したデカ物アロー針を見てもわかるとおり完全にそのデブソマティックやディープシリーズ作戦の”アンターティック”の伝説を意識したのであろう。残燃料のデッドラインを表示する30分積算計のレッドゾーン、内周のタキメーターの表示、トリチウムのインデックスからもプロ仕様としての本格アビエーターウオッチとしての意識づけを明解にしている。当然しっかりとしたスクリューバックには”NIVADA GRENCHEN/ニバダ グレンヘン”、の文字を深く刻み、WATER RESISTANT,INCABLOCたる防水、耐衝の意味を証し、1960年代の黄金期最後を飾相応しいモデルとも言えよう。ムーブメントは、ホイヤーのカレラ、オウタビィア伝説を担った”バルジュー92″独特のブリッジは、92とすぐわかるキュートな様相であり、ビラーホイール独特の爽快なクロノグラフの操作感は最高そのものである。
【コンディション】 日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済み、クロノグラフ完全稼動、0ポジション戻りOKの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。