激希少ミリタリークロノグラフ★ウイットナー★Cal.バルジュー72

 ミリタリーを起源としたすごいヤツが現れた…　1934年、そこに名づけられた伝説のペットネーム” PROFETIONAL CHRONOGRAPH/プロフェッショナル クロノグラフ”。
38mmという当時ではデカめの城壁のようなラウンドで取り囲んだステンを配し、落ち着きのある漂いを見せながらも、その様相は消し去ることが出来ないオーラさえも感じるほどのその重量感のあるステンが為に、ダイアル空間がやや狭く感じることで、単純なダイアルデザインではなく計器が引き召しあったように感じ、プロ仕様としてのプロセスをふんだんに盛り込んだクオリティーの高いマット仕上げの優しいダイアル仕上となっている。3レジスターの一段低くしたイン溝仕上げとして3,6時位置にクロノグラフ分積算計,そして12時間積算計、9時位置に永久秒針をダイアルに配し、ダイアル外周には細かく目盛りを刻んだタキメーターを装備、6時位置の”T SWISS T”の文字が示すとおり、5分刻みのドットのインデックスのトリチウムのヤケが最高のビンテージ感を漂わして、この一品が40年以上積み上げてきたストーリーを感じることが出来よう。当然ムーブメントは12時間積算計を搭載した3つ目どおり、クログラフエボーシュとして世界最高峰としてロレックスなどスイス時計メーカーが魅了した”バルジュ-72キャリバー”がその独特な一目で”72キャリ”とわかるピラーホイールのクラッチ周りを美の演出としてクロノグラフの爽快なボタン操作を確かなものとしている。スタート、ストップ、そしてリセットボタンを押した瞬間にピラーホイールにかかる軽い感覚は、リセット時のズレも無く、最高の0ポジションへの戻りも魅せてくれる。
そしてこの一品に隠された真実は、当時、クロノグラフ界のマニュファクチュール世界最高峰と歌われた13ZN、30CHを開発したロンジン魂に隠された真実たるストーリーをロンジンと共に販売、時計の組み立て、製造に至るまで共に歩んでいったアメリカ歴史上貢献した偉人10人にも選ばれ、若干16歳で1872年にスイスからニューヨークに渡り、終始”WITTNAUER”一族の誇りとしてアメリカから又、スイスに戻り自社工場まで設立し、1908年、結核で52歳の生涯を閉じるまでアメリカ時計産業、そしてスイス時計発展の為に精を尽くした”アルバート ウィットナー”の血みどろの思いと努力の結晶たる証は12時位置に燦然と描かれた今は無きブランド名”WITTNAUER”が、すべてを物語っていると言えよう。

【コンディション】 日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済み、クロノグラフ完全稼動、0ポジション戻りOKの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ダイアルは一部インデックス部分に上描きのリフィニッシュ痕が見られ、針もすべて当時まま、全体に経年のヤケが出てビンテージ漂う最高なオリジナルコンディションである。ケースは目立つキズ無しの最高の一品である。