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激希少!!! トリプルカレンダー&ムーンフェイズ★ゾディアック★Ref.905/Cal.1100

PRICE 
MODELRef.905 ゾディアックトリプルカレンダー&ムーンフェイズ
MOVEMENTCal.1100(ベース/ETA) 手巻き
AGE1950年代 
MATERIALステンレススティール 
SIZE32mm(クラウン含めず)×41mm(ラグ to ラグ) 

SOLD OUT

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激希少!!! トリプルカレンダー&ムーンフェイズ★ゾディアック★Ref.905/Cal.1100のサムネイル
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ビンテージもののトリカレ・ムーンフェイズモデルのすばらしさは、何と言っても、そのムーンフェイズの顔の細かな描写であろう。近年のムーンフェイズは、簡素であり、当然、個々の特徴もないのが現実であるが、50,60年ものとなると各社、それぞれ専門のダイアル業者を2,3つ抱え、それぞれの業者の特徴により、その味わいも違ってくる。まして、そこに経年のヤケが重なり、顔にニキビがでたり、経年によるヤケが、目元、口元などにでき、感情豊かな趣を楽しめ、自分だけしか持っていない一品としてのステイタスさえ感じることができるのが、ビンテージのトリカレ・ムーンフェイズ最大の良さであろう。そして今回の一品の楽しみ方として一番にお伝えしたいのが、その完全なコンディションとして50年間、この世界を見つめてきたそのムーンフェイズの眼差しであろう。月の一周が、29.5日である為、ムーンフェイズディスクの歯車の歯を29.5にすること出来ないので、倍の59個の歯数にした為に、ムーンフェイズディスクに2つの顔を描くこととなり、それが当時の職人の遊び心をくすぐり、2つの顔を全く違う顔にしてユーザーを喜ばせていた。中には、笑った顔と怒った顔の両極面を楽しめるものも当時はあった。今回の一品もゾディアックビンテージのムーンフェイズ独特の細かく眉毛、唇、瞳を描いた昔ならではのディテイルの高さは、一見、インテリそうな趣を感じる”すまし顔”と思ったら、やがて一週間後に顔を出し始めるその趣は、片目だけ大きく見開き、口元を緩め”キザでニヒル”ないかしたヤロウと呼びたくなるほどのチョイ悪顔。そしてそのムーンフェイズを中心とし、ドットをゴールドアプライドに表現したクオリティーの高さを感じながら。当時の職人が、にたにたしながらユーザーの驚く顔を想像しながら作っていたことを思い浮かばせてくれる。そしてトリカレ・ムーンフェイズを自社の顔として多く世に出してきたメインキャリは、手巻きとしては、バルジュCal.90から始まり、ア・シールドをベースにし、自社調整キャリ、そして60年代に入り、間もなくこのモデルが終了するまで最後のトリカレ・ムーンフエイズとして、2892キャリのベースともなリ、ロレックスもディフュージンブランドに多く搭載し、ブライトリングも信頼を寄せたCal.1120のベースキャリであるCal.1100を最終章としてゾディアックが組み入れた懇親の力作である一品であることを皆様にお伝えしたい。

1839年、スイスジュウ渓谷の当時、小さな町”ル・ロックル”で彼は、生まれた『ARISTE CALAME/アリスト・カラム』。ゾディアック創業者である偉大な人物である。彼は若干25歳で、当時、ルクルト創業者”アントワーヌ”の工房での名声を聞き、見よう見真似で、自らも小さいながらも工房を立ち上げ、1882年、『ARISTE CALAME/アリスト・カラム社』を設立した。その後、時計部品を自らやすりで一つ一つ作る作業の中、時計製作にまで発展し、1890年、彼の最初に作ったポケットウォッチで、彼の名声は瞬く間にジュウ渓谷に広がっていった。ジュウ渓谷の1年の内3/2が雪で閉ざされる中、夜通し続く彼の毎日の日々の中で、ある日、彼が工房から夜空を見上げ、永遠の果てにまで続く星の輝きに魅せられ、又、彼の心を一時癒したのもその未知たる永遠に広がる星たちであった。『ZODIAC/ゾディアック』。横道に順ずる12星座を意味するこの名前を1908年、立ち上げた。しかし彼の職人気質の為か、実際は、下請けとしての仕事が多かったのも事実である。その頃、彼にはすでに時計学校にも通わせていた人生最愛の息子がいた。”ルイ・アラスト・カラム”である。社名も1917年、”モントレス・ゾディアック”に変え、その後、1920年、息子にその意思を告ぐ”ZODIZC ARISTE CALAME FILES”で社名登録されている。(ちなみにFILESとは、よく息子に会社を引き継ぐ時に使う意味である)彼の息子への愛情が一入であったことは、言うまでも無い。その後、1924年に初めてアメリカへゾディッアックの時計が輸出され、その後のゾディアックの躍進は、留まることを知らなかった。その後、ルイの息子である”レネ”(アリスト・カラムの孫)も技術者として入社し、スポーツウォッチとしての基礎を築き、置き時計も手がけ、1933年には、ル・ロッコルとジュネーブで、正式登録され、1939年には、世界で始めてのパワーリザーブ付き『オートグラフィック』、1940年代には、『ARISTO IMPORT INC』を設立し、名機『トリプルカレンダームーンフェイズ』を発表した。



【コンディション】

日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。カレンダー、ムーンフェイズ完全稼動、年代によるそれなりの小キズはございます。ダイアルも経年のヤケ、染みなども出ていますが、年代からしても最良の状態であることを告げたい。