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MODEL | Ref.25828 コルム スクエアーケース |
MOVEMENT | Cal.7001 手巻き |
AGE | 1990年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 29mm(クラウン含めず)×35mm(ラグ to ラグ) |
CORUM/コルム★スクエアーケース Ref.25828★Cal.7001
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1955年に、ガストン・リースと甥のルネ・ヴァンバルトがコルムを創業したちょうどその時代、女性の間ではヨーロッパを中心にモッズファッションが流行り、シンプルの中に美を求める言い換えれば、原点回避となる芸術論が浸透していったのかもしれない。時計に関しても30年から40年代までのオーバルからアール・デコのトノー型、レクタンギュラーなどがもてはやされ角型のケースに魅力を感じた時代から、一転、50年代に入るとオーバルが主流となり、そこにエレガント的要素を含んだ、ドレスウォッチが華やかな時代を象徴づけていき、それはアメリカ北米伝説の始まりともなりルクルト、ロンジンなどの針を一切無くし、その代わりダイヤなどをそこに埋め込み言わゆる”ミステリーダイアル”などの極限までのシンプルに美を求めた。そして1959年に新鋭ブランドとしての”コルム”は、独創的発送から、インデックスをダイアルに全く表示しない”ノーマーカー・ダイアル”を発表し世界にその名をしらしめ、64’sには、ご存じアメリカ金貨をふたつにスライスしてムーブメントをはめ込んだ”コインウォッチ”など、その後のコルムの斬新なデザインの原点は、やはりこのファッションという言葉が誕生していった時代がコルムという一種独特のデザインを生み出していったのかも知れない。
そんなコルムから今回ご紹介する一品は、世界のファッションの中心であるフランスという文化に、世界が目指す拘りをその1~12のインデックスにフランス語ナンバーとして表示した世にも珍しい逸品である。エナメル調のクオリティーの高いキルト柄の落ち着いたグレーダイアルにフランス語をカーシブに描き、フランス語トーンが今にも聞こえそうなほどで、世界広しと言えど、このようなインデックスを表示したモデルは後にも先にもコルムのこのモデル以外、見たことが無い。当然フランス人の気高くプライドの高い性格は、フランスと関わりのある方であれば一回は苦い経験があるはずではあろう。そんなフランス人のハートを擽ったモデルであることは間違いない。当然、そのようなインデックスを表示する為に必然的であったであろうスクエアーケースは、29㎜×35㎜というしっかりとコルムイズムを表現する為のキャンパスとして充分過ぎるほどのサイズを擁し、セクシーな男のイメージをサファイア石を施したクラウンに映し出しているようでもある。ムーブメントは、そのシンプルで創作的な丁寧なその造りにノモスなどのドイツメーカーが惚れこんだ往年のプゾーの”7001キャリ”を3調整し精度の安定性を追い込み、17石から21石に増やし耐久性も最高の状態で調整し直し、昔ながらの大きくすることで精度を高めたテンプ周りの素朴なデザインは、18000振動という緩やかなテンプサウンドと共に磨き込まれたブリッジにコートドジュネーブの美しさを最大限に表現した最高のキャリバーが搭載されていることもこの逸品の魅力としてお伝えしたい。
目立つキズの無い最高の状態。もう普通という言葉に飽き飽きした方、そして独自性を追求し、オンリーワンの逸品を探し求めている方にお勧めしたい最高の一品であることは間違いない。
【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品のムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケースは極少のキズはあるが、ケース、ダイアルとも一見、デッドストック級という表現にためらいも無いほどの最高の状態です。