1972年18金無垢シャンパンゴード★ロレックス GMTマスター1675/8★Cal.1570 タイガーアイ

 1954年、パンナム航空によるボーイング707の発フライトを迎え、今日まで伝説として語り継がれたGMTマスター。1955年4月バーゼルで発表され、6542ストーリを受け継ぎ1960年セカンド1675が誕生する。
他スポロレの中でもファーストモデル6542から18金無垢モデルを発表するなど、GMTマスターのラグジュアリー的存在は他スポーツモデルとは違う進化を遂げたと言っても過言ではない。特に1675の18金無垢モデル”Ref.1675/8”は、1967年頃から始まり、ノンガード、アルファー針、そしてロレックスの他モデルには全く存在しないGMTマスターの6542/8,1675/8、そして3代目の16753,16758の1983年頃までのコンビ、金無垢モデルにしかない”フジツボ”という世界を創りだした。今回の一品もそのとおり、1972年頃製造の1675/8。特に今回の一品はダイアルが初期のメーカー交換ダイアル。今では交換したくても出来ないその様相は、ブラウンが薄くなりやや黄色みが入った色となる通称”タイガーアイ”というエロティカルという美的ワードが最高のプロセスとなる。当然、フジツボという特別な存在だけが持つことを許された証、そして同じフジツボを持つサードモデル(16753,16758初期)でも許されない、ファースト6542/8、セカンド1675/3,1675/8の3モデルしか存在しない立体的アプライド(サード以降はプリント)のロレックスのスモールエンブレムが19800振動のキャリバー1570搭載の最後の刺客として最高の伝説ストーリーを語っていることは事実であることもお伝えしておこう。ブレスは70年代の5連のジュビリーブレス、ダイアルのスモールエンブレムと同じ如くこの時代特有の立体的なロレックスのエンブレムをクラスプに備えた希少なアプライドのロゴブレス。すべて純正という希少過ぎる最高の証をこの一品は100年先も刻むことになることもお約束しよう。