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MODEL | Ref.6265/0 コスモグラフ デイトナ R番最終 |
MOVEMENT | Cal.727 |
AGE | 1987年頃製造 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 37mm(リューズガード含めず/含み39mm)×45mm(両側ラグの先端まで) |
激希少R番最終1987年★ロレックス デイトナ Ref.6265/0★Cal.727極上美品
SOLD OUT
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ハンドルと共に乗り込み、5点式のシートベルを装着、ヘルメットからのチューブを確認し給水の状態を確かめ。その時を待つ….すべてを見切るかのようにスターターに手をかけ、そのエンジンからの爆発を体全体に感じニュートラルの状態でエンジンの吹き上がりをタコメーターで確かめる…辺り一面に広がる緊迫感の中、そこに存在するのは、我が心拍の音と吹き上がりの音だけの世界となる。そしてその瞬間、すべてが始まった….
何回走っても新鮮に感じるそのオーバル状のコース、ギャップの激しいバンクでありながら31度というバンク角により、ポテンシャルエネルギーがマックスとなる。その瞬間、それは人の限界を超えていく…. バックストレッチイン側を気ににしながら2ターンを制した瞬間、腕につけた計器に手をやりおもむろに2時位置のフッシャーを押し、そしてそのストレートにかけた一瞬の時をステンのベゼルで導く…”UNITS PER HOUR”。そこに導かれた時速、そして一時間への拘りの値…24時間という名の魔物に男達は戦いを挑み続けた…..
ROLEX DAYTONA
1963年”NEW CHRONOGRAPH”とチラシで当時”$210including tax(税込み)と打たれたそこに示された名は、”Le Mans”….ロレックスが堂々と口にし、”ル・マン”の名の下に誕生したことを証した。それは1964年から始まるマーキュリー計画へとストーリーを変え、”COSMOGRAPH”というRef.6062の宇宙にかけた名を復刻することとなり、それは1965年、NASAのアポロ月面計画の最終テストにまで残りながらもオメガに敗北したロレックスなりの威信として24時間デイトナサーキット”DAYTONA”という言葉にすべてを託したのかもしれない。
当然、ロレックスがこれほどまでに波乱なマーケティング戦略の中で息衝いてきたモデルであるとおりいくつかのパーツチェンジとしてその歴史を語り続けてきた。
ダイアルは2ラインからDAYTONAを刻んだ3ラインへと変わり、12時間積算系ダイアル上部に”DAYTONA”へと変わっていく。ベゼルも300表示のスモールレターがらやや大き目となり、200の値へと変わる、リューズもツインロック600から700へとそして最終トリプロックとなる。それに伴いクロノグラフのプッシャーもノンオイスターからねじ込みへと変わりエッジ部分を2段階にチェンジし後期は先端に持ち上げ、最終更に深く掘り込むことでどんな場合でも操作可能としていった。ロレックスのプライドが時代に息衝いてきた6239から始まり6263,6265までのそれぞれのデイトナモデルを真剣に創造してきた証である。
そんな誕生秘話を語りながら今回ご紹介する一品は、まず市場に出回ることのない”R品番”最終シリアル1987年製造の最高の逸品『ROLEX DAYTONA Ref.6265 Cal.727』をご紹介だ。そして最初に一見この一品を見て驚くのはそのコンディションである。ケースはとにかくヤセが全く無く、当時から磨きがはいっていないほどのラグの立ち上がりも完璧、極小のキズはあろうが、完璧いやデッドストックと言いたいほどの奇跡的なコンディションである。ダイアルのシルバーブラッシュの閃光のように細かくブラッシュ加工の光沢感とブラックのイン溝ダイアルのその美しさ、その当然ダイアルは当時のT SWISS T”最終トリチウムダイアルで当時ものだ。ステンのベゼルはややスリムになったサードステージのタキメーターのスケールナンバーは9時位置の多少のキズ、墨抜けがある程度でかなりいい感じだ。リュウズはケースとの間のボトム部分がよりフラットになったサードステージ、クロノグラフプッシャーもセンター部分のエッジの上のトップ部分にステップの入ったサードステージ。すべてが純正の当時のオリジナルパーツとしての感動がそこには存在する。
そして最高のデイトナストーリーとなるムーブメントはの熱い思いは、18000振動の72Bから722、そして722-1を受け継ぎ手巻きでありながら21600振動という最高のビートを奏でる。クロノグラフ機構までもアングラージュを施し、曲という美をすべてのパーツに耐久性の名のもとに表現し、当然ロレックスのチューニングの証であるマイクロステラレギュレーティングスクリューに18個のスクリューが付いたテンプ、耐震はロレックスの”ウルトラフレックス採用、ここでも最高の証をした。最後にしつこいくらいにお伝えするがコンディションはまさにミラクル。ケースマニュファクチャーコードである”CRS(CHARLES RENEE SPILLMANN:チャールズレニースピルマン)の刻印を太くインサイドに刻み共有パーツである”6263”の証を刻んだバックケースはオープナーによるキズも全く無く、当然、6時側”R品番”のシリアル、12時側リファレンスの繊細なレターを磨きの後すら見せないようなコンディションとしてすべてヤセの全く無い状態であることをお伝えしたい。最高の逸品…出会えたことに感謝しよう。そしてくどいようだがこれだけは再度申し上げたい、この逸品がロレックスの真実の伝説最終章
Ref.6265/0 Cal.727 “R”品番 であることを…….