日本ロレックス オーバーホール見積★オイスタープレシジョン ダブルネーム ロレックス＆ティファニー★Ref.6426/Cal.1225

 親指と人差し指でリューズをそっとつまみ、ゼンマイを回す。トルクが徐々に上がっていくのを体で、そしてそれを心で感じる……時計を愛する者にとって、一番大切なことは、その時計といかに、その大切な時間をどのように共有するかとということではないだろうかとこの一品は感じさせてくれる……..

その研ぎ澄まされたシルバーの光沢に浮かび上がるもうひとつの存在である”TIFFANY &CO”という存在価値、その世界を魅了する意図を悪意で用い真実を濁らせ、偽物というマーケットを創ってしまったのも事実ではあるが、ここに存在する一品は、日ロレという確かな証がOH見積もり記述事項の欄に”社外ダイアルの為”、”改造パーツの為”、”モデル違いの為”という真実のストーリーは全く無いことを告げよう。当然、見積書上でロレックスの真偽性を問うものでは全く無いと謳ってはいるものの、シリアルナンバーですべて台帳管理されていることは確かであり、その結果がその記述欄に反映されることを知って頂きたい。その上に成り立たないものは誰が言っても真実にはなり得ないひことをお伝えし、この一品が持つ真実を知りながら、ここにある存在を噛みしめるように見つめた時、あなたはその真実に感動を知り得るであろう。

セクシーに投げかける甘い漂うステンの滑らかなフォルムに酔いしれ…すべてが幻影のように感じる現実の喜び。手巻きがゆえに、我が手で巻上げ、その感覚を感じるまで何度も追求する最高のトルク領域、この時計に合った巻上げを知ったとき、共有する時間を改めて感じる共に似た愛情………

それは、”700系”の呼び覚ます伝説を語り継ぐ20年以上のロレックスの歴史を背負い安定した耐久性を世界にしらしめた”Cal.1225″の語らいを21600という熱いビートに乗せ、最高のあなたの友として、そしてあなただけのストーリーを次の世代に引き継ぐものとして伝えたい。

『ROLEX OYSTER』、”PRECISION/プレシジョン”…….

ごくごくシンプルなこの言葉、しかし本当の意味での時計を愛する者にとっての原点がここにあることをこの一品から感じて頂きたい。TIFFANY & COという存在は確かに私自信も謳っているように、現代の金銭的な価値となるのは当然であるが、見た目の外観だけでその価値を決めずに、本来持っている真実の価値を見出して頂きたいことも願う……
人は外観で生活の大半を決めてしまうかもしれない…しかし見えない部分に本当の感動と喜びの真実があることもお互いにわかろうではないか…..