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MODEL | Ref.2811 クロノグラフ ラウンド3ピースケース |
MOVEMENT | Cal.VZ |
AGE | 1930年代 |
MATERIAL | 18金無垢ローズゴールド |
SIZE | 32mm/横径リューズ含めず×38mm/両ラグ先端まで |
幻18金無垢ローズゴールド★ロレックス クロノグラフ Ref.2811★伝説Cal.VZ
SOLD OUT
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昨年からの円高から急激の円安へと転じ、株価も上がり日本経済は活性化していっている中、日本ロレックスが定価の値上げに踏み切った。特にその中でも10%値上げに留まったデイトナは、やはり予想どおり、市場は定価を超えた….
Ref.15620が1988年に登場したおり、イタリアのユーザーの買い占めにより価格が上昇、その時代も同じように定価を上回るという事態がおこった。特にこれをきっかけに、他スポーツモデルも上がるが、デイトナモデルの相場は、この世のものとは思えない動きを魅せた。Ref.6263、6265が終了すると、価格は当時で50万円以上の中古のものが100万円となり年々、それは上昇し、2000年になる150万までいき、2010年に入ると200万円の大台を超えた。現在では350万円を超え、1995-2000年当時150万円ほどついていたポールニューマンモデルに至っては現在、700万円という相場を超えてしまった。しかしその原点に伝説と呼ばれた猛者達がいる。
それは生産コストにおいての問題ではなく、いかにクオリティーの高いものを創造していくかに企業の存続がかかっていたという考え方が先行した、言わば時計職人を中心とした企業体制が時計業界はとられていた。特にロレックスは、創業者”ハンス・ウイルスドルフ”が営業マン出身ということもあり、特に技術を必要とされたクロノグラフにおいて、他メーカーよりも多くのモデルを発表している。
1930年のコーアクシャルボタンを装備したフンプッシュクロノグラフ”Ref.2022、2023”を腕時計クロノモデルのオリジンとし、1933年には2時位置のクロノグラフボタンをつけた”Ref.2507”、そして4時位置のリセットボタンを始めて装備した”Ref.2508”、そして”Ref.2811”達をロレックスクロノグラフ誕生の伝説と呼ばれた基本ラインと呼べよう。その基本ラインからラグの形状により様々なモデル(Ref.2705、2919)などが生まれ、1940年のRef.3320,3330”へと引き継がれていく。
そんなクロノグラフ誕生期の伝説がここに存在する
Ref.2811
それは紅色に染まり、遥か遠きまでその赤く染まった色合いは、人の心を魅了する不思議な輝きと不思議な力を持ち、見た者を永遠の幸せへと導く。いつしかその色合いはダイアルのサーモンピンクと同調し、フラットの造形たるアールヌーポーの世界からその美を突き放った”カラトラバベゼル”がこの一品への創造主たる職人の妥協を許さぬ魂として、伝説の誕生期の真実の神話を語り始める。そこから聞こえる確かな鼓動….18000振動というロービートが特別な存在として自ら意志を持ち、ガンギとアンクルの触れ合いを時の語らいとしてその空間すべてに響き渡らす。”13”ラインとして、そこに特別な存在を与えられた”キャリバーVZ”の鼓動は、1916年に誕生し、キャリバー23の軌跡として、スイス時計業界を引率してきた名機たる歴史のストーリーを証している。
そんな今回の一品、Ref.2811。その存在すら今は伝説としのストーリーとなり、特に今回の一品は、18金無垢ローズゴールドとして市場に出回ることのない幻の一品であるこをお伝えしたい。ダイアルも当時のピンクサーモンダイアル、クロノグラフプッシャー色落ちしているが当時のまま、リューズもオリジナルコンディション。以上、この後のストーリーは、この一品を手にしたあなたに引き継いで頂こう。