MODEL | セレクトグラフ ファーストモデル トリプルカレンダー & ムーンフェイズ |
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MOVEMENT | Cal.75 |
AGE | 1930-40年代 |
MATERIAL | 18金無垢ローズゴールド & ステンレススティール |
SIZE | 34mm(横径/リューズ含ず・含み38mm)×40mm(縦径/両ラグの先端まで) |
激希少18金無垢ローズゴールド★モバード トリプルカレンダー&月齢★Cal.75
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1926年、偉大なる複雑時計としてマニュファクチュールの歴史を持つスイス時計メーカーとしてその名を世界中に人々に知らしめた”モバードファクトリー”。特にそのリファインしやすいようにムーブメントを立体的ワイドの構造にすることを得意としたモバドは数々のメインキャリを開発、それを軸に様々な派生モデルを誕生させた。
1926年初となるモディファイ専用キャリとして”手巻きキャリバー75″を開発、75ファミリーは150,155,157,159を創造し、155は特にトリプルカレンダーにムーンフェイズを装備したモデルで、75ファミリーの頂点となる。1945年には自動巻として初めて開発したバンパー”220キャリバー”が誕生。221,222,223,224,225,226,228とそこにMを付けたサイズアップのキャリバーなど自動巻のニーズが多くなったことで数々の派生へと変換していく。更に220ファミリーには225のように究極のモデルしして” Celestomatic”トリプルカレンダー&ムーンフェイズの自動巻きとしてなかなか市場には出回らない名機もそんざいする。そして1947年に最終モディファイとして”470キャリバー”が誕生。トリプルカレンダーにムーンフェイズを装備した473のセレクトグラフ、ムーンフェイズを失くしたカレンドグラフなど最終に飾るに相応しいキふャリバーとなる。
そんなキャリバーの中で、やはり希少性の高いのはトリプルカレンダーにムーンフェイズを装備した”225(220で表示も有り)”と75キャリバーにトリプルカレンダーにムーンフェイズ派生キャリ”155″の存在であろう。今回の一品はまさにそのトリプルカレンダーにムーンフェイズのついた” CELESTOGRAF/セレクトグラフ”である。しかしそのストーリーはこの一品のテンプの下に深々と刻印された”75″の刻印である。それは220や470同様、ベースキャリのナンバー印のままモディファイされることがあり、その場合はそのベースキャリバーの刻印となる。まさに今回の一品はすべての原点とされる”75キャリバー”でありながらCELESTOGRAFである。当然この表示はOKで、セレクトグラフとしてはファーストファーストモデルとなる。1940年頃の希少な一品である。当然、その希少な機械に対し、その存在を高めるために用いられた18金無垢シャンパンゴールドのケース。独特の形状を持ったラグはその形状から”クラスト”と呼ばれモバドしか存在しない造形美である。更に竜頭はマッシュルームに似ていることでそのまま”マッシュルーム竜頭”と呼ばれこの純正のパーツを持った個体は希少視される。今回の一品はまさに完璧なままの状態で現在まで時を刻んできたと言っても過言ではない。そして最後にこのムーンフェイズ、ディープブルーのキャンパスに月面の顔を描いたその拘りは眉毛、目、鼻、唇と繊細に描かれることで当時の宇宙に対するロマンのようなものを表現したかったのであろうと感じるそんな一品であることを告げよう