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MODEL | Ref.3133 オイスターパーペチュアル バブルバック |
MOVEMENT | Cal.620 |
AGE | 1944年 |
MATERIAL | 14金無垢ローズゴールド |
SIZE | 32mm/横径リューズ含めず×39mm/両ラグ先端まで |
激希少14金無垢ローズゴールド カップ★ロレックス バブルバック Ref.3133★Cal.620
SOLD OUT
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特許ナンバー”120851”、1926年ロレックス初となる防水ケースは誕生した….
それまで、防水ケースの発明は、1870年代にA.L ベンソンが特許を取得し手から様々な職人達が特許を取得していたがすべてそれはケースとバックケースを直接ねじ込みで繋ぎ合わせるもので、ロレックス創業者であるハンス・ウイルスドルフが、考案したのがベゼルとバックケースのねじ込みを中枠ケースにはめ込む3構造でより、防水性を高めた。このオイスターの特許はそれからも幾度改良重ねられ、1932年、パーペチュアルが開発されると、その機械の構造が、それまでのCal.710の手巻きの機械に防塵ケースをつけ、そこにローターを装備するというものであった為に機械は1.5倍くらいの厚さとなり、ケース自体も厚くせざるを得なかった、それがバブルバック誕生となるが、ここで問題なのがケースであつた。当然、ハンスは、同じような構造を必要視し、ミドルケースを厚くすることで、ベゼルとバックケースを同じようにねじ込みで接合するものであったが、ここで問題になったのが、同じ素材どうしのケースであれば良いが、30年代まで真鍮を多用化していたことや、金張りの材質が真鍮であることなどで、1940年代スティール製ケースが主流となった時代、耐久性の問題からバックケースだけをスティール製に変えるいわゆる”カップゴールド”のモデルを誕生させる中、違う金属のものが接合し合う場合、人の汗が電気を帯びやすい人間の体を通じその汗が電流を帯び、金属を腐食させてしまうその特性に対し、ロレックスが考えたのが、バックケースと同じ素材をベゼルと一対にすることで、そこにねじ込みをつけ、ねじ込みのついたバックケースとケースをはさみ込むことで腐食に対しての問題を解消した。その後その構造は、同じ金属を擁したモデルにも流用され、主流となっていった。
そんなことを物語る今回の一品は、Ref.3696のカップゴールド、ケースハ14金無垢のローズゴールドであり、バックケースはステンレススティール製、当然、前頭でお話したとおり、ベゼルと一対になったねじ込みの真鍮のケースがムーブメントを抱え込んでいる。バックケースを外すと、ケースはリューズで留まり挟まっているだけであるから、ベゼルとケースにアソビが出来る。バックケースをしっかりはめると3ピースの構造がしっかりと閉まる形となった。ただカップゴールドはガチャものが多く、実は1943年以前の3代目、50年以降のもの以外のほとんどがモデルガ違ってもケースサイズは同じでねじ込みも合ってしまうから近年、市場に出回っている70%のバブルバックに偽物パーツの混合、ガチャモノが多いのも現実だ。しかし本物はねじ込みの最後までしっかりとはめ込め、ねじ込み自体のアソビも無い。又ムーブメントの年代と裏蓋の刻印が証する年代があっているかは、すぐわかる。そのことも考えても今回の一品は、裏蓋の刻印”PATENTEE からなるも含め、1945年頃からのスイス公式クロノメーター検定が必須となる以前のキュー天文台で31の最高賞を獲得したこと31VICTRIESの文字、HUTE PRECISIONの最高の精度を意味する文字も自社でクロノメーターの検定が出来た時代の証であり、ムーブメントも機械のシリアルナンバーの頭にNの公式に検定したアルファベットも存在しないことからも完全な1943年頃当時のものであることが立証されよう。すべて当時のオリジナルパーツである最高の一品である。