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MODEL | Ref.1675 GMTマスター ミラーダイアル |
MOVEMENT | Cal.1560 |
AGE | 1960年頃 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 39mm/横径リューズ含めず×46mm/両ラグ先端まで |
1960年ヒラメ伝説★ロレックス GMTマスター Ref.1675/Cal.1560★ミラーダイアル
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1960年代のロレックスの魅力の一つが1917年9月のロレックス創業者”ハンスウイルスドルフ”が人生において最初に特許を取得したラジウム夜光に関するものであったように、そのラジウム夜光をより光らせる為にダイアルをより黒く、しかも反射光を利用する為の光沢仕上げに着目した。当然、それは1953年頃からスポーツモデルを中心に当初はメラニン系の柔らかい樹脂を塗布、150度以上の乾燥系高炉で焼き付け、更にプリント後、塗布を繰り返す。しかもそのメラニン独特の変色がトロピカルという世界、そして肉眼では見にくい繊細な芸術的クラックまでをも作りあげることとなった。当然わかるとおり夜光に対しての拘りはロレックスのプライドの一つであったのは確かだ。1960年頃からは、その変色しやすいメラニン系からアクリル系の樹脂に変更されていく。その塗布の仕方は年代により変化していったが、そのミラーという存在は、コレクターに最高のボルテージを上げさせた…
そして今回ご紹介する一品は、1960年一期のケース製造ヒストリックマークを刻んだ、人気のトップガード(ポインテッドガード)ケース、日本ではその平でそのガードの形状から”ヒラメ”として人気の高いGMTマスターRef.1675をご紹介したい。それは漆黒に漂うラジウムが経年という真実が重なり合い、人の領域を超えた神秘の世界へと見た者を購う….ラジウムを証するダイアルサークルからよりラジアルに表現されたラジウムインデックス、焼き付けによりその色をギルトに変え、24時間表示に対しての視認性をその24時間針をよりダイアルのコーナーラインに届くかのように表現した。それはフラットトップであるものも存在し、クレクターの心理をかきみだすこととなったのは言うまでもない。当然、今回の一品、経年の中でアクリル独特の収縮の繰り返し、”キシミ”という存在を感じるその柔らかな漂いを魅せる風防もオリジナル、ベゼルディスクも含め、スプリングのコンディション、そして夜光抜けしているが針の枯れたその風合いは半端でないオーラを感じさせる。ブレスは社外のオイスターブレスとなりますが、最高の一品としてご紹介したい。