MODEL | Ref.5508 オイスターパーペチュアル サブマリーナ “ミラーダイアル&ゴールドレター)・ファーストステージ |
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MOVEMENT | Cal.1530 |
AGE | 1959年製造 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 37mm(横径リューズカード含み/竜頭含め40mm)×48mm/両ラグ先端まで |
伝説ミラー極上Ref.5508★ロレックス サブマリーナ★1959年 Cal.1530
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流動系の溶液を塗り上げ、薄層を時には何度も重ね、乾燥系の高炉で130°から180度で焼き付けを施す…それは耐久性に優れ、光沢を出しまるで繊細なガラス細工のような光沢感を出す。その流動溶液の種類により時には、変色の美しさへと変わるものも世に誕生した。そしてそれは1953年、タイムピースが深海への飽くなき挑戦へのプロセスの中、深海での作業中、より視認性を高める為に夜光塗料の開発が進み、より視認性を高める為、より夜光を光らせる為にロレックスが考案した”ミラーダイアル”という世界……..
GLOSSY GILT DIAL…..
今回ご紹介するモデルは100M防水としてノンガード最後の巨匠として1957年から1962年までの短い期間のみの製造としたリファレンス”5508”をご紹介したい。当然このモデルの特徴は短い間にも関わらずラジウム工場爆発事故により放射線漏れという事故も重なり世界的に放射線に対しての脅威が問題視されることで、特に時計のラジウム夜光に対しての特許を取得していたロレックスがラジウム夜光からの変更を余儀なくされたことで、その返還時期である1961,62年に存在したモデルであるがゆえ、SUBMARINERの下に横線のある通称”アンダーライン”や、6時位置にバーの夜光アワーマーカーとは違うドットの夜光ポイントは塗布された通称”エクスクラメーション”が存在する。二つとも通常とは違う夜光を使用したことで、その個体にマーキングとして残された証である。又ノンガード最後のサブマリーナということもあり、現在の価値相場は、しっかりした個体で300万円は優に超えてしまう。
今回の一品を検証してみると、風防は換えられているが、漆黒のクラックの入った最高のミラーを有したダイアル、ラジウム夜光特融の盛り上がり茶黒になった枯れた色合い、シルバーグレイに全体的に変色したシルバートップのベゼルディスク、後期のものとしての存在だが、枯れすぎる色合いを主張した5508純正針、初期のツインロック竜頭、すべて純正パーツで感動的存在感を魅せつけ、その年代であるヒストリックマークである1959年の3期の刻印をこれでもかとバックケースがそのメッセージを伝えている。当然、その年代である証として18000振動のロービートを奏でるキャリバー”1530”は59年まで許されたバタフライローターを装備する。
ブレスは年代的には合わないが、ロレックスUSAの3連リベットをつけさせて頂こう。
近年、マットダイアルとして偽物、リダンなどの5508が出回り、本物としての情報が少なくなり、偽ものマットを平気で本物として売る業者も出てきた。本物とは…見た者すべてを感動させ、出会いそのものに涙するほどの幸せを与えるものであると確信する。
今回の一品….
さましく人幸せに導くことの出来る感動的一品である。