激激希少14金無垢シャンパンゴールド★ロレックス オイスターパーペチュアル ボンベイ Ref.6593★Cal.1030

 1955年、ロレックスという枠を超え、一ブランドのように一つの世界を築きあげてきたパーベチュアルというバブルバックストーリーが終わりを告げた….
そのパーベチュアルという世界、4467からのデイトジャスト、5030からのオイスターデイト、そしてバブルバックを素直に引き継いだノンデイトのオイスターパーベチュアル。それはセミバブルバックとして”Cal.645(A260)”を主軸としてプリエクスプローラーとしての6098,6298が誕生することとなる。
そしてそのパーペチュアルに同時期、645同キャリを搭載していたが、今までのロレックスにないデザインとして”Ref.6090”が誕生した、伝説としての名、通称”BOMBAY/ボンベイ”である。
それはラウンドのケースからラグトップマデねじ込まれるように伸び、サークル状の球体の形状を持ったラグとなり鏡面で仕上げられた。そのデザインのように”GLOSS CIRCLE & FACED LUG”や”HUMMER HEAD/ハンマーヘッドラグ”とも呼ばれた。
そして645キャリと同年に開発された世界初両方向巻き上げとした”1030”をセカンドステージとしてボンベイも代変わりとなり、スムーズベゼル”Ref.6590”とリーディッドベゼル”6593”が誕生することとなる。
それはハンマーヘッドラグを見事に引き継ぎ、33ミリのラウンドケースから両ラグトップまで40mmというサイズで鏡面の球体へとラグがねじ込む。金無垢モデルのみの当時の発売で本革仕様、19mmのストレートチューブでエクステンションの3連ブレスを標準とする。
特に今回ご紹介する”6593”はダイアルが60年代初期らしく、希少なハートインデックスで地のゴールドは綺麗にリダンしてあるが、肝心なインデックスは純正パーツである。針は違うモデルのものと交換されているが、1030専用針でロレックスのものに間違いない。ケースは14金無垢、裏側に6590を消して、6593として書き換えられているところなど、ロレックスならではの生々しい共有パーツのリファチェンジの真実の姿が伺える。リダン部分、モデル違い針がちと悲しいが、現在では市場から消え失せたモデルたけに、なかなか出会えることの無い希少すぎる一品であることには間違いない。