MODEL | Ref.2021 “ファーストワンプッシュ クロノグラフ” バックハンター |
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MOVEMENT | Cal.GHT |
AGE | 1929年 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 横径34mm(リュウズ含まず/含み38.6mm)×縦径42mm(両サイドのラグ先端まで)×厚さ12.3mm |
幻1929年クロノグラフ1’st★ロレックス Ref.2021 ★18金無垢シャンパンゴールド エナメル Cal.GHT
SOLD OUT
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その18金無垢というラウンドのケース。ノーマルでありながらもすべてに違うプロセスを秘めたその漂いは、2時位置のみに存在するプッシャー、そしてバックケースとミドルケースを開閉式のハンターとしたその存在…純白のポーセリングダイアル、菊座の竜頭、ブルースティールのスペード針とバンドを留めているラグはピンを外すことのできないハメゴロシとなり現代には存在することのない、時を超えた真実のストーリーがそこには存在する…
Ref.2021
それは1929年に誕生した
30年代に入り、3時位置に時間を調整するメイン竜頭にクロノグラフのブシュ機構を装備した2022,2033と同時期、いやそれよりも前に誕生したとも言われ、その後のロレックスのデイトナなど、信じられないバリューアップで世界を震撼させ続けたクロノグラフの伝説を最初に説いたモデルであり、この2021のオリジンこそが、クロノグラフ最初のストーリーとなる。
当然、その様相は今だ腕時計としての不完全性を語ることを美として物語るように、18金無垢のラウンドケースはポケットウオッチのDNAを今だ抱えるかのようにフロントのベゼルとミドルケース、そしてバックケースを竜頭の反対側でそれぞれをピンで留めることでフィリップ式に開閉するこの出来る、いわゆるポケットウオッチのハンター式ケースとなるのだ、その竜頭でさえも腕時計の誕生する1910年代から20年代にかけての菊座型のオニオンシェイプの竜頭となり、それも18金無垢で覆われている。そしてダイアルに至っては、エナメル塗装の焼き付け仕上げとした匠の技の結晶の証であるポーセリングという世界を演じることで、白き純白の美しさを100年、いや200年の時を永遠に保つことへの拘りを語り、更に赤き色にそのクロノグラフの魂をエナメルペイントという芸術の世界をダイアル内周に渦巻きのように描かいたタキメーター、そして外周の繊細なテレメーターと、人の手でしか無しえない、現代の量産された時計の世界では絶対に創造することの出来ない人の技術の結晶がそこに存在すると言っても過言ではない。それは後、エキゾチックと言われるようになるが、その言葉でさえもこの一品の美しさを見れば、単純な言葉でしかないのかもしれない。
機械はその後クロノグラフのエポーシュメーカーとして名を馳せたきっかけとなったとも言えようバルジュ―社のワンプッシュクロノグラフキャリバー”GHT”。当時クロノグラフメーカーとしてマニュファクチュールでありスイス一、いや世界一と言われたロンジンでさえも、13.33名器の誕生する前にこの”GHT”を利用していたほどあり、特徴とも言えるピラーは6つで、その分、プッシャーを押す感覚は指にしっかりと伝わる。又リセットハンマーもダイレクトにアームに伝わる為に0ポジションの戻りのアソビもなく、戻りヅレもほとんどない。当然ロレックスで自社製品として合うように調整したその様相はアングラージュの面取りなどの仕上げぶりには美しさと品、して当時の職人の拘りを感じることが出来よう。
すべてにそのコンディションは、クラックの全くない状態、ケースに至っては軽い打痕が目立たぬように存在するだけでバックケースはぶ厚く凹みもなく、ラグのピンが外せないハメゴロシのラグ部分も若干のゆがみで気になるような状態では全くない。その信じられない奇跡とも言うべく今回の一品を手にした方は、人生を凌駕することの出来る人であることを信じたい。いや必ずや成功への道をストーリーを語ることの出来る人となるであろう。