★★★　ELIGN　★★★ Grade Bristol “ARMORED PROTECTED FRONT CASE” Joseph Fahys & Co★高級グレード”ブリストル” -アーマード プロテクトフロントケース- ジョセフフェイケースカンパニー Cal.400

Joseph Fahys & Co ジョセフ・フェイ…..1857年にニューヨークでウオッチケースカンパニーとしてオフィスを構え、1890年頃からは工場、オフィスの拡大に伴いブルックリンケースカンパニーの請負いとしての業務も加え後、ブルックリンケースカンパニー自体も傘下に置くこととなる。面白いことに1937年にはブローバへ自社ビルを貸し出し、1980年頃までブローバはこの工場でケースを製造することとなった。
フェイウオッチケースの主なる素材は1880年頃から1910年頃まで真鍮、銀無垢、金張りケースのみを製造し、ブルックリンウオッチケースを取り入れることで金無垢ケースを製造することとなる。特徴としては防塵、防ショック、耐磁などの頑丈としたケースを得意とし、第一次世界大戦から軍用時計を中心にケースを製造、エルジン、ブローバ、ウォルサムなどに提供していく。
今回の一品はまさしく、そのフェイケースカンパニーのケースであり、グレードでそのクオリティーを分けた通り、裏蓋に刻まれた”BRISTOL”は上位グレードであり、当時金無垢とした高級ケースメーカーとしてその猛威を振るったブルックリン級の最高グレードの”ブリストル”14金張りで、特に第一次世界大戦では、過酷な戦場に耐えうる頑丈なケースや風防も必要となり、各ブランドがケースに拘ったとおり、エルジンとしてもフェイケースカンパニーに独自のケースを依頼、当時流行った風防を内側に装着したステンレス製のケースでダイアル文字盤を覆う形となった。その造形はアーマードケースと呼ばれ、角型としては世界では初めてであり、9時位置側の永久秒針とそのダイアルのアワーマーカーズに合わせ、その視認性を確保した独特のアーマードの造形美はエルジンだけの特権とも言えよう。
そんなエルジンの今回の一品、年代は第一次世界大戦時の一品と推測するとおり、その頑丈なアーマードは当時の純正ケースで、シリアルからも1910年代のもの、機械は400系の1914年前後の個体であり、年代が一致、完全な第一次世界大戦の産物として考えたほうが自然である。その機械にはダマスキン模様もしっかりとあり、アメリカンレイルウオッチの美への拘りのDNAを未だ受け継ぐ希少な腕時計としてご紹介したい。

★　動作コンディション(当社動作保証3か月有り)　★
(日差:＋60秒程)
※計測はタイムグラフによるものでり実測では無く、時期、環境で異なりますのでお約束するものではこざいません

★　1915年頃製造ビンテージ　付属品無し　★
(当社動作保証書有り)

★　1915年頃製造オールオリジナルコンディション ★

☆　1915年頃製造純正　マット&グロス”ダイアル　☆
【スペック】センター位置:時,分針,/ 9時位置:秒積算計
【刻印】(ELIGN)【状態】ダイアル全体に経年のヤケ、腐食ございます。

☆　1915年頃製造純正　14金張りアーマード プロテクド ケース”　☆
【状態】打痕、目立つキズも無く最高のコンディションである

☆　1915年頃製造純正　14金張りスナップバックケース　☆
【状態】打痕、目立つキズも無く最高のコンディションである
【刻印】FAHYS BRISTRO GOLD FILIED 14K SHAPE PATENTED 186095
【サイズ】32mm(リューズ含み35mm)×39mm(両先端のラグまで)

☆ 1915年頃製造純正 14金張り 菊座 竜頭 ☆
【状態】打痕、目立つキズなどございません。ハメゴロシのラグ部分は曲がりはございます

☆　本革カーフブラウン”アーミー”ストラップ 社外尾錠　☆
【サイズ】 ストラップ:最長約185～190mmまでで各ストラップホールで調整可能※個人差はござます。
【状態】ストラップ:中古　/ 　尾錠:中古

★　 Cal.400径キャリバー”8サイズ”　★

VIBRATION(振動数):18000/時

JEWEL NUMBER(振動数):15石

RUNNING RESERVE(駆動時間)MAX:38時間

BREGUET HAIRSPRING BALANCE(ブレゲヒゲぜんまい)

【刻印】(ELGIN U.S.A 21467198)