クールストア販売商品

幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515

MODELRef.12515 ダブルネーム カルティエ & ジャガー クロノグラフ
MOVEMENTCal.287(BASE UNIVERSAL)
AGE1930年代ビンテージ
MATERIAL18金無垢ピンクゴールド
SIZE34mm/横径リューズ含めず”含み36mm”×43mm/両ラグ先端まで

SOLD OUT

申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。

幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル
幻18金無垢ピンクゴールド★カルティエ & ジャガー★クロノグラフCal.287/Ref.12515のサムネイル

1880年にパリに初めて時計工房を設立、1890年にはフランス軍にクロノメーターを納品することでフランス全土にジャガー社の時計の名は広まっていく……

1904年11月12日、アルバート サントス・デュモンが機械式の飛行に初めて成功した。
『his flying machine had flown 75, 128, and 142 yards, decided to return to his starting point by going against the wind. For thirty yards the motor ran along the ground, then suddenly it rose to a height of about five yards, and appearing like a great white bird, it soared half-way down the course. M. Santos Dumont, startled by some spectators in his way, twisted his rudder quickly, and the machine came heavily to the ground, damaging one of its wings. The experiment, however was a triumph for actual flight was achieved; and it seems as though it were only a matter of time for the conquest of the air to be accomplished. The 235 yards were traversed in twenty-one seconds.”』
この事実は上記の記事と共に写真が付けられ世界全土を駆け巡った。そしてこれをきっかけに彼の友達であった当時フランス貴族達愛用のジュエラーとして名を馳せていた”ルイ・カルティエ”が時計を考案することを誓った。当初それは女性用のポケットウオッチに紐をつけることで飛行しながらも時間を確認できるといういわゆるリストバンドウッチを開発、それは1906年の新聞の記事の写真からもわかるとおり、当時既にルイ・カルティエは腕時計を考案したことになる。それは評判を呼び、1909年に完全なる腕時計としてのプロジェクトが組まれ、そこにブジェクトリーダーとして参加したのが、エドモンド・ジャガーであった。当然それは1910年に”カルティエ サントス1904″と名付けられ、大成功を収めた。これをきっかけにルイ・カルティエは、ジャガー社の時計のフランス国内での独占販売権を獲得、当然リテイラーの影響が強くメンズとしての時計への位置づけが未だ確率していない時代、このカルティエとジャガー社との契約はジャガー社にとっても最高の名誉ともなったことは間違いない。
そのエドモンド・ジャガー軌跡の裏にはもうひとつのストーリーがあった。当時、彼”エドモンド・ジャガーはカルティエが腕時計に対してかなりの興味を抱いていたことは十分承知の上で、もともとフランス内の企業の中でも群をぬいていたはジャガー社だけに、かなりの策略家としても有名であったのも事実、その事も含めスイスという国に彼の必要不可欠なものとしての存在を見出したのかもしれない。彼がカルティエから受注を受けるにジャガー社としての器以外にカルティエの製品を受注する上で、確固たるマニュファクチュールの技術が必要であったのだと予測する。その結果、彼はスイスへと1903年にその市場をスイスに求めたである。当然、策略家としてのエドモンド・ジャガーは、スイスに向けてのセンセーショナルなチラシを打ってでた。ジャガー社の時計をスイス時計と比較して絶賛するという、言わばスイス時計界に戦線布告するような内容の記事であった。このこと、当時マニュファクチュールとして世界に名を馳せていたルクルト社の当時CEOであった”ジャック・ダビド・ルクルト”がエドモンド・ジャガーと出会うきっかけとなった。というよりすべてエドモンド・ジャガーの策略であったのかもしれない。そう考えたほうが、年代的なすべての事柄を考えると自然なことである。
そして1904年、ジャガーは自社のモデルの機械を全面的にルクルトに発注することを決め、互いに共同制作する製品に関しては”ジャガー・ルクルト販売株式会社”を設立し販売することとなる。これは推測であるが、そのことにより、ジャガー社としてはフランス以外の国への販売を容易にし、ルクルト社としては、ジャガー社という新たな脅威を回避することが出来るというお互いのメリットの上で成り立った契約であったのかもしれない。当然そこにはジャガー社からの意向であったのであろう、そのジャガー・ルクルト販売株式会社の製品に関しては、一切、ヨーロッパで販売しないということによりルクルト社のルクルトブランドのアメリカ市場の確立となったのも事実であろう。
1930年、そのエドモンド・ジャガーは世を去りながらも、このジャガー社、ルクルト社、そしてジャガー・ルクルト販売株式会社のこの奇妙な関係は、1984年まで続き、その後、完全な同一会社として『ジャガー・ルクルト株式会社』となったのは言うまでもない。
そんな謎めいた時代の一品が今回の一品である。ルクルト社の製品は、アメリカ市場に大々的に販売されていた為、数多く今でも市場に残っているが、ジャガー社としての製品は、極めて少ない。この謎の答えを導いてくれるきっかけとなろう一品が今回ご紹介するジャガー社の希少でまず市場に出回ることのないクロノグラフモデルである。それも18金無垢ピンクゴールドモデルとしてはまず出会うことは不可能な一品だ。
現在残っているもの多くがリダンダイアルであることもあり、真実の刻印は何なのか、今回の一品が解き明かすのは、当然ダイアルの裏にもリダン痕は全くない。完全にブレス印字されたJAEGERの文字は、よくある手書きのような汚い文字ではなく、文字のそれぞれの先まで力強く繊細である。特にオリジナル文字は太いという真実に完全に一致。そこに経年のヤケがダイアル全体を覆い、ビンテージの匂いをプンプンさせる。そしてその6時位置に光るWネームはカルティエ。当時のゴシック体らしく当時の完全なる純正のカルティエネームである。更にムーブメントに刻まれた文字、そしてダイアルの6時位置のコーナーのFAB SUISSEも当時の純正であることを裏付ける。当然クロノグラフはユニバーサルのCal.287であり、ルクルト社もクロノグラフだけは60年代はバルジュであるが、50年代まではユニバーサルの機械を搭載していることもあり、30年代既に”ルクルト社⇔ジャガー社⇔カルティエ”の関係もうかがえてくる。言い換えればこの時代はカルティエ単体のEWC社製のものは6割方ルクルト社製の機械を搭載、カルティエ本体のものは”ジャガー社製”のものであり、すべてではないが、それ以外は偽物であると考えたほうが自然である。そのようなすべてを考えてもこの一品が完全なる本物として確信しよう。
1917年、タンク発表と共にニューヨークに100%出資の時計販売会社、通称EWC(EUROPEAN WATCH AND CLOCK COMPANY)を設立、時計に拘り時計をこよなく愛した3代目”ルイ・カルティエ”の時代の真実の語り手として今回こ紹介する一品が、重要な役割となってくれことを願おう…

そして最後に、現在のカルティエは古いものでも自社製品のものであれば、メンテナンスを受け入れてくれる。今回、当社としてはカルティエに出してはいないが、この一品を購入して頂きお客様でカルティエに出し、万が一、『純正品ではないのでお受けできない』というコメントでメンテナンスを受けれない場合は、全額返金させて頂くことをお約束しよう。