MODEL | Ref.C6865 シーマスター デビル / ティファニー ダブルネーム |
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MOVEMENT | Cal.1020 |
AGE | 1970年代製造 |
MATERIAL | 14金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 34mm/横径リューズガード含み37mm×40mm/両ラグ先端まで |
ティファニー ダブルネーム★オメガ シーマスターCal.6865★14金無垢シャンパンゴールド/売切
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セイコーがクオーツを発表することで、それまでの日差における精度クロノメーター基準を月差という驚異的な基準に変えたことはそれまでの機械式の常識を変えていった。それにより機械式もその精度に対抗するように高振動へと世界を変えていったのは確かだ。オメガもその通りそれまでの550ファミリーと言われた19800振動は720系へと引き継がれ、そしてそのクオーツに対抗するように1968年に誕生したのが始めて28800振動を叩き出した1000番系キャリである。それも1973年、クロノメーター仕様1001キャリバー、そして1002キャリバーを最後に製造を修了し、1972年にそれに代わるオメガ最後のオートマティック最終章として誕生したのが28800振動の1010系ファミリーである。その中デイデイトを装備したのが今回ご紹介する1020キャリバーである。それはシーマスター最後の巨匠として70年の機械式を閉じることとなるが、その伝説を語る一品とした今回の一品は、シーマスターとしての定義をその時代のプロセスを大きく変えたように、ケースは14金無垢、がっしりとし重量感のあるシリンダー形のラウンドケースは、フロントのベゼル部分をとり出し、はめ込み式のリュウズを優しく抜き取り、フロント部分からムーブメントそのものをとり出すしくみになっている。当然そこにはミドルケースは無く、バックケースとミドルケースが一対となった、いわゆる金の塊を抉りぬいて作ったようなクオリティーの高い防水性に優れたケースデザインとなっている。そしてその最高という14金無垢のケースが1020キャリを覆い、そこに最高のストーリー”TIFFANY & Co”という名を刻むことで、”シーマスター”としての防水定義、ラグジュアリーとしての称号”デビル”、のトリネームがフュージョンすることで、美を備えた実用的タイムピースがここに誕生することとなった。現在はティフアニーはオメガと同グループとしてジュエラーというイメージからタイムピースとしての役割を大きく変えたが、1872年にジュネーブに時計の製造工場を作るなど、ジュエラーとして早くから時計産業に注目していたのは事実である。しかし1930年の大恐慌の後、自社工場を閉鎖、ジュエラーとして1890年頃から既に始めていたが、スイスブランドのアメリカ進出に対し大きな要となりティファニーの名で各ブランドの販促を30年代以降は更にそれを加速していった。その中でもオメガは1969年のアポロ計画オフィシャルメーカー契約によりオメガを世界一色となる野望を世界最大のリテイラー”ティファニー”に託した最高の一品が今回の”オメガ シーマスター デビル”であることは間違いない事実である。そして今回、最高の一品に対し、年代は新しいものであるがオメガ純正の本革クロコのダークブラウンのストラップとオメガの純正YGP尾錠をおつけしての出品とさせて頂きますのでどうぞ、この一品に最高の価値をつけてあげて下さい。