PRICE | Ask |
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MODEL | クロノグラフ ショックレジストアブソーバー |
MOVEMENT | Cal.13-20CH |
AGE | 1950年代製造 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 33.8mm/横径リューズ含めず(36.8mm含み)×41.9mm/両ラグ先端まで ・厚さ12.8mm |
★★★ M I N E R V A ★★★ WATERPRROF W/RUBBER “2 REGISTER CHRONOGRAPH” SHOCK-ABSORBER(SHOCKRESIST)✩防水機能ラバー装着 “2イン溝クロノグラフ” ショックレジストアブソーバー Cal.13-20CH
オペレーティングレバーからピラーにかかるクリック部分の通常では見えないスケルトンの、そこから覗く丸穴車の美の創造。リセットハンマーの0ポジションの安定性を計る為にクラッチングレバー位置から伸びる曲線アームでさえも美の為に用いられたのではないかと感じるほどの想像性を備えるが、6つのピラー刃にすることで確実な動力の伝達を実現し、ピラー自体を小さくすることで軽い爽快なクロノグラフの動作も実現し実用性をも備えた最高のキャリバーとなる。ロンジンの13ZN、モバードの95Mと並び独自性、実用性そして美を求め、決してエボーシュとして存在価値を下げない伝説の世界3大クロノグラフの一つとしての存在….
キャリバー13-20CH
今回の伝説13-20CHを搭載した一品。12.9というアラビアンナンバーだけを描き他はすべて当時のラジウム夜光を塗布することで昼夜問わず視認性を高めたダイアルデザインで第二次世界大戦期の様相を色濃く残す。その時代を語りかけるようにダイアルに描かれた”WATERPRROF/防水”と”SHOCK-ABSORBER/緩衝機能”の文字。1950年代以降となると、この文字自体の信用性は薄くなり、ケースの構造だけでその名を刻む一品も多くなるずのも事実だが、ミネルバの防水への拘りは違う。IWCのヨットクラブなどでも採用されたケースのインナー部分にラバーを装備することでその効力を高めたように今回の一品にはヨットクラブが誕生する20年も前にも関わらずラバーをケースのインナー部分に円状にはめ込み完全な防水を確保し、更にミネルバでは希少なスクリューバックとなりそのネジ山は4段というかなり深めの締め込みとな為、バックケースは自然的に深くなり厚みを増す。更にダイアルの”SHOCK-ABSORBER”の文字は30年代の後半から緩衝機能としてもいられたアブソーバー機能。日本では耐震機能という呼び方になるが有名なのが”キフ”などが上げられるが、40年代は至ってシンプルなスーパーショックレスの派生が多くなるが、その中で完全な縦だけでなく横からの衝撃にも強いというフレーズで誕生したのが6つの歯のようなバネで衝撃を抑える”SHOCKRESIST/ショックレシスト”この機能をいち早く採用したのがミネルバである。そんな1940年代から50年代にかけての最高のストーリーと最高のクオリティーを持った最高の一品はケースダ、ダイアルまでその伝説キャリバー”13-20CH”の名に恥じぬように他ブランドを寄せ付けない最高の物語りを歩むこととなる。
1858年、チャールズ(シャルル)・イヴァンとティポリット(イッポリト)・ロバート(ロベール)によりスイスのヴィルレで “Robert & C.”として時計製造会社として誕生する。1878 年にはチャールズ(シャルル) = オーギュストとジョルジュ ・ ルイの息子に会社の経営を引き継ぎ、1885 年、社名を「ロバート ・ フレール ヴィルレ」に変更、1889 年にはアントワープ、パリ万国博覧会でメダルを獲得、世界にその名をしらしめた。
1895年より独自の時計ケースの製造を開始し1900年頃にはミネルバをクロノグラフの代名詞とした最初のストップウオッチの生産を開始、独自のシリンダー脱進機を搭載した18ラインの機械をも開発、マニュファクチュールとして歩むこととなった。後、ストップウオッチメーカーとしてギネスにも登録された毎秒100振動という一秒計をも開発したことは誰しも知るところである。1908年にはミネルバ最初の自社クロノグラフとしてキャリバー9CHが開発された。1923年には社名もミネルバ SA、ヴィルレ”に変更。その年、偉大なるクロノグラフキャリバー”13-20CH”が開発される。1936年には冬季オリンピックでオフィシャルスポンサーとしてタイムキーピングを担当、42年にはドイツとして国外時計メーカーとしては初めて軍用として採用され、フリーガークロノグラフとしての軍用時計としても世界から絶大なる信頼を置く事となる。現在同郷でもあるモンブラン社の傘下の位置づけとしてミネルバ研究所を設立し、モンブランのマリアージュモデルとして”マイスターシュテック ヘリテイジ・パルソグラフ・リミテッド・エディション90″や”パルソグラフ・リミテッド・エディション90、”ヴィルレ 1858 ヴィンテージ タキデイト”などの高級クロノグラフを発表。同じリシュモングループ内でもあるパネライにも現代に蘇ったミネルバキャリバーが搭載された”PAM00309″と”PAM00322″なども発表され話題をさらったが、このモデルが現在でもオークションでは400万円越えとなることからも、パネライモデルの中でも高級モデルの異質的存在と言えよう。
2006年10月、リシュモングループとして新生MINERVAとなったが、レンガで造られた3階立てのその工場では40-50名ほどの従業員で機械部品の一個から設計、製作、プレス加工、組み立てまでの全ての行程を行った人の手で造ることの意義を唱えることで、その一品一品は最高級時計として世界中から愛された。最終年となる2002年には15名の従業員で最後を終えたが、そのミネルバという偉大なマニュファクチュールは現代においても伝説となり高級クロノグラフメーカーとしての威厳は永遠に消えることはないだろう。その原点がロンジンの13ZN/30CH、モバド95Mと並び世界3大クロノグラフと称される今回ご紹介する”キャリバー13-20CH”であることは紛れもない事実である。
★☆★ Cal.13-20CH ★☆★
VIBRATION(振動数):18000振動/時
JEWELS NUMBER(受石):17石
SCREW BALANCE(チラネジテンプ)
BREGUET HAIR SPRING BALABCE(ブレゲヒゲゼンマイ)
PILLAR WHEEL(ピラーホイール/6枚歯)
INCABLOC SYSTEM(耐震機能無し)
RUNNING RESERVE:37時間
BUILT(製造期間):1945年頃~
【刻印】:SEVENTEEN 17 JEWELS UNADJUSTED MINERVA SWISS MADE ↑
☆☆☆ 1950年代”ビンテージコンディション” ☆☆☆
(日差+30秒/メンズ/磨ききは一切してございません/付属品無し)
☆☆☆ 奇跡のオリジナルコンディション ☆☆☆
ダイアル裏の爪足の偽造痕のチェック、リダン痕のチェツク済み
(バンド、バックル以外は完全オリジナル)※ダイアルも完全オリジナルです。
☆ 1950年代製造純正 ステンレススティールラウンドケース W/インナーラバー ☆
【状態】:(磨きは一切してございませんので、小キズはございますが、目立つキズ、打痕はございません)
【サイズ】:33.8mm/横径リューズ含めず(36.8mm含み)×41.9mm/両ラグ先端まで ・厚さ12.8mm
☆ 1950年代製造純正 ステンレススティール “スクリューバック”ケース ☆
【刻印】:MINERVA WATCH CO SWISS 680110
【状態】:(磨きは一切してございませんので、小キズはございますが、目立つキズ、打痕はございません)
☆ 1950年代製造純正 ステンレススティールステップド スムースベゼル ☆
【状態】:(磨きは一切してございませんので、小キズ、細かい打痕はございますが、目立つキズ、打痕はございません)
☆ 1950年代製造純正 ステンレススティールプレーンクラウン(竜頭) ☆
【状態】:(磨きは一切してございませんので、小キズはございますが、目立つキズ、打痕はございません)
☆ 1950年代製造純正 シルバー “ビッグ2レジスター”ダイアル ☆
【仕様】:3時位置-30分積算計 / 9時位置-永久秒針
【状態】:全体的に綺麗に経年が広がりビンテージの良さが全面に出ている一品である
☆ 1950年代製造純正 ラジウム夜光”バー&6.12インデックス” ・プリント”MINERVA” エンブレム ☆
【状態】:ダイニジ世界対戦時代を思わせるミリタリーフェイス。バー.12.6の夜光ノインデックスの枯れがたまらない情緒をかもしだす。
☆ カーフ本革新品ストラップ & 社外ssバックル ☆
(新品/ラグ幅:18mm×腕回り:最長190mm / 尾錠:新品)