PRICE | 即決価格(Buy it now) ¥270,000 (税別・交渉可能) |
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MODEL | Ref.168053 コンステレーション クロノメーター |
MOVEMENT | Cal.1001 |
AGE | 1971年頃 |
MATERIAL | 14金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 34mm横径リューズ含めず/(含み37mm)×40mm両ラグ先端まで |
激希少14金無垢シャンパンゴールド ★オメガ コンステレーション Ref.168053★Cal.1001
SOLD OUT
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1968年、人が世界で初めて月面に足を下ろす第一歩となるまで、秒段階となる。オメガでは、それを期に時計のあらゆるモデルに対してフルモデルチェンジを行い、20世紀最大の世界的事業となるアポロ計画のオフィシャルメーカーとしての地位をマーケティング戦略とする為、オメガ史最大の売り上げ確保に向けて全社一丸となった。
当然、スピードマスターはそれまでの手巻きクロノグラフ名器”321キャリバー”から高振動、量産用となる”Cal.861”へと変わり、プロフェッショナル、マークシリーズへの軌跡へと、そしてオメガ発となる空の世界への戦略第一歩とった”フライトマスター”誕生ともなり、アラーム時計の分単位までのセッティングを可能とした”980キャリバー”を同年に開発、オメガ初となるアラーム時計”メモマテイック”まで誕生させてしまった。
その一方、三針モデルに対しては、同年、それまでのオメガの主力モデルを支えていた500番台、700番台系キャリから”1000キャリ”へと時代は変化していくこととなる。シーマスターは69年には間に合わなかったものの、その月面到着69年には、そのデザインにより世界を震撼させた600メートル防水、ヘリウムガス除去機能を備えた1002キャリバー搭載”600プロプルフ”プロトタイプを完成させた。そしてオメガのラグジュアリー分野の最高峰であり、主力モデルの筆頭でもあるコンステレーションに至っては、同年の68年、その1000キャリバーを20石としたクロノメーター専用キャリバー”1001”でコンステレーションをフルモデルチェンジさせた。
当然、その雄姿は今回、ご紹介する1001クロノメーターモデルを代表する”Ref.168 053”が物語るように、高振動化するに伴いテンプ自体もチラねじからスムースへ、ブレゲヒゲゼンマイから平ヒゲへと変わり、小さく軽量化することで全体的にコンパクト化、結果的に0.8mmも薄くなり、全体的に膨らんだコンステイメージからスリムなラグジュアリーの色濃い高貴な漂いとなる様相となった。
特に今回の一品は14金無垢シャンパンゴールド仕様、円盤系の70年代へと変わる時代の独創的なラウンド造形はこの時代特有であり、そのステイタスに世界のファンは現在でも多い。その薄型となる造形のフィット感はまさに自然な装着感へと変わり、35mm近いケース径でかなり存在感も醸し出す。ダイアルはサンドブラストのシャンパンゴールドで裏蓋の天文台の深い彫金造形の美しさは最後の機械式となるコンステレーション最後の匠の技に拘った一品であると言っても過言ではない。
28800振動、20石、クイックセットデイト機能、金無垢ケース、スクリューのバックケースとも目立つキズ、打痕無し、竜頭は色落ち有り、以上、1969年という世界の時計史を変える生き様を語るモデルである。