MODEL | Ref.1803 オイスターパーべチュアル デイデイト |
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MOVEMENT | Cal.1556 |
AGE | 1968年頃 |
MATERIAL | 18金無垢ローズゴールド |
SIZE | 35.8mm/横径リューズ含めず×43.6mm/両ラグ先端まで |
幻オール18金無垢ローズゴールド★ロレックス デイデイト Ref.1803/5★Cal.1556
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紅の神秘な装いは、すべてを成就するようかのような最高の色合いを魅せ、見たものに深い哀愁の想いをのせ、感動と喜びを与える。18金無垢ローズゴールドというそのケースのメタリアルは、見る者にとってはどこか懐かしくも感じる柔らかみも持つが、1960年代までにしか製造されないロレックスの真実のクオリティーの高さを物語る18金無垢への、そして18金無垢のみのモデルとしてのデイデイトへのロレックスの思いも感じることが出来る。しかもダイアルはローズゴールドの方程式のとおり、淡い”サーモンピンク”に”スパニッシュデイト”。アワーズマーカー、ロレックスのロゴはシャンパンゴールドに近くなっているが、針は完全にローズ色で最高のステイタスを味わえることができる。しかも今回の一品はブレスは3連巻のリベットで10駒と多少短いが気になる伸びも無く、特に70年以降のローズの18金無垢はゲイフレアーロゴが無くともゲイフレアー社製のものとなり非常に希少性が高い。当然、美しさのプロセスを十分に語ってくれる最高のコンディションである。
すべて当時の純正ファクトリーオリジナルの最高、いや奇跡とも言うべく一品である。機械は年代からも”Cal.1556″後期。デイデイト最後のロービートとしての19800振動の最高の優しい感触も体で味わって頂きたい。
第一次世界大戦からの1910年から怒涛の黄金時代1920年代、そして世界大恐慌の1930年代、第二次世界大戦へと続き、1950年代までは世界は動乱の時代と言えよう。しかし1950年代初めて世界全体の一人当たりのGDPも上がり、特にアメリカ北米は79%の増加率を誇り、それに伴いスイスは、158%という歴史上まれにみる増加率となった。それはスイス時計ブランドが北米市場に向けての販売網の確率と活性化、そしてアポロ計画によるスイス時計市場の底上げにもなった年であったことも最大の要因でもあったことであろう。そんな中、ロレックスも1950年代、ご存じ怒涛のようにニューモデルを発表した。1953年、エクスプロイラー、サブマリーナ、そして1955年、GMTマスターと発表し、ロレックスのアメリカ市場、特にカナディアンロレックスを中心とした販売網は史上最の営利となるはずであった。しかし当初、現実ははかないものであり、1953年からでも7000~8000本という製造数からみても1932年のパーペチュアル開発以来、あまり変わっていないことからもわかろう。そんな中、ロッレクスはディフュージョンとして北米ブランド、そして北米エクスプロイラーなど、当初からドレスウオッチを中心としてきた他スイス時計ブランドと比べかなり苦労したてことも事実である。そして最後にロレックスが導き出した答えが、”ROLX DAYDATE/ Ref.6511 ロッレクスデイデイトファーストモデル”の誕生である。それは当時、北米で流行った金無垢のドレスウオッチに旋風を巻き起こすかのように当時32mmが主流であった北米マーケットに35mm、それも金無垢のみのモデルとして誕生し、ビジネスの世界で時が重要視し始められた時代の象徴として12時位置に曜日をフルに表示させるカウンターをつけた。そして当時強いリーダーシップを求めたアメリカ経済の象徴としてアイゼンハワー大統領がデイデイトを腕に嵌めていたことでデイデイトは”プレジデント”という呼び名で呼ばれ、ロレッックス全モデルの中で当時、一番の売り上げを誇ったと言われる。このプレジデントというニックネームは実は、ロレックスのハンスから引き継がれたアイゼンハワー大統領を巻き込んだ国家的マーケティング戦略であったのではないかと現在のアメリカ人の間でもそう考えられているのも事実である。そんなファーストデイデイト”Ref.6511”は、名機1030キャリをベースとし、初のフリースプラング、マイクロステラスクリューを装備した”Cal.1055を誕生させ”Ref.6611”へと引き継がれ、それは、1959年、”Cal.1555”誕生によりデイデイトの歴史に深く名を刻むこととなる
ローズゴールド…….Ref.1803/5