MODEL | Ref.5512 オイスターパーペチュアル サブマリーナ ミラーダイアル&ゴールドレター・3ステージ |
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MOVEMENT | Cal.1560 |
AGE | 1965年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 41.9mm(横径リューズカード含み/竜頭含め43.5mm)×46.9mm/両ラグ先端まで |
幻1965年ミラー★ロレツクス サブマリーナ Ref.5512★Cal.1560 オール純正
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1959年、前モデル5508から1959年200メートル防水、初の竜頭ガードを搭載したモデルとして誕生した。
当初ノンクロノメーターモデルとしてキャリバー1530を搭載したが、1961年、5513(当初はクロノメーター調整機1560を搭載しクロノメーター仕様として誕生する予定であたが、同年早々に1530に変更、その後ノンクロノメーターとして1987年までその歴史を歩んだ)が誕生すると、その役目はクロノメーターとしての役割に代わり、ダイアルにも”SUPERLATIVE CERTIFIED OFFICIALLY CHRONOMETER”が刻まめることとなる。何故、5512,5513のようにクロノメーターに関して同じ意味合いを持ちあったモデルが存在し、その役割を変えていったのかは不明だが、1957年に開発された1530を搭載した5512が1961年に1560が開発されるとすぐに1560を搭載することとなことで、1560を当初搭載した5513が1530に変更しなければならない理由があったのではないかと推測するが、一番の理由としてはやはり、キャリバー1530の謎である。実は1961年に開発された1530は、61~63年頃までの間に5姿勢差調整機が存在する。それはこの5513だけの搭載機であり、他のモデルには存在しない。その事実との関係性に何か深い意味があることはたしかたであろう。
そんな謎に満ちた5512と5513の関係を考えながら今回ご紹介するのは、1965年の5512。それはその年代を証するように1964年から夜光がラジウムからトリチウムに変更がなされることで、ダイアルから外周のサークルラインが無くなり、トリチウム採用により6時位置のSWISSの文字から放射線濃度が25マイクロキュリー以下を示すT25の文字が刻印された。すべてにおいて65年の証を刻む。当然ダイアルは3ステージとなる最終ミラーへの軌跡を歩んだ光沢の濃いミラーであり、ダイアル文字レターは金色、針も当時のゴールドフレームの完全純正パーツである。夜光は部分的に飛散し針に関しては完全に飛んでいるが純正としての価値を問いて頂きたい。ベゼルディスクはルミナスポイントが欠損しているが、当時の太文字ナンバーでベゼル自体も打痕などの損傷はない。ケースは62年頃に5513と共有パーツになったとおり、5513の刻印が裏蓋に刻まれる。竜頭も当時のツインドットの無いツインロック式竜頭。風防も立ち上がりの高い当時の純正風防で、長年の経年の温度差により伸縮したことで内部に独特のしわが出来た独特の風合いを醸し出している。すべて当時の純正パーツであることを皆様にお伝えさせて頂きたい。最後に驚きの事実として更に、ブレスに関してはケース製造の同年である65年製造の6636のUSAブレス。ご存知、市場に全く出回らることのない伸び縮みする希少なエクステンクションブレスであり、当然ブレスだけでも35万円ほどする代物でありこの一品がブレスモ含めすべてにおいて最高の一品であり、当時のストーリーを継ぐ希少すぎる個体であることは間違いない。