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MODEL | レディース 11ピースダイヤモンド |
MOVEMENT | Cal.11 |
AGE | 1930年代 |
MATERIAL | 9金無垢 |
SIZE | 15mm(クラウン含めず)×29mm(ラグ to ラグ) |
彫金への美の拘り..9金無垢★ロレックス★1930年代☆11ピースダイヤモンド Cal.11
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1910年、ロレックスと当時ムーブメントを供給していたエグラー社(後、ロレックスビエヌ社)が共同で、直径23mmの11ラインの小型の角型ムーブメントで、クロノメーター歩度検定局より当時最高証の認定『クラスA』を獲得し、創業からたった5年足らずで世界に名声を轟かせたロッレクスだが、それはロレックスの更なる躍進とそれに伴う今日までの300を超える特許への拘りの始まりであったろう。特に1927年には更なる躍進の結果、グリュエンの資本参加も加え、キュー天文台で86.7点という前代未聞の高得点を獲得し、それがきっかけにより、1936年、イギリスのエドワード5世から特別製プリンスを500個オーダーされたはご存じだろう。特にキュー天文台で高得点を獲得したムーブメントは、23mmの11ラインの初クラスAを獲得したキャリバーのDNAを当然色濃く残し、2,3,4番車、そしてガンギ車を一対で表現し、秒カナをブリッジの下に隠し、ブリッジの美しさまで表現していたこともあり、スイス時計産業でも一躍、注目の的になったのは言うまでもない。その後、その最高キャリバーは生産ラインにのせられ、プリンスのTSキャリや、女性用キャリへと進化し、1930年、6姿勢差、温度差調整されたムーブメントには”プリマ/PRIMA”という、いわゆる格差づけされることとなった。それは3段階に格付けされ、プリマ、エクストラ、ウルトラと名付けられた。
そんな時代の生き証人たる11ラインの角型ムーブメント、当然プリマとして格付けされたキャリバーを搭載した1930年代の逸品を今回はご紹介したい。そこには最高の精度へのプロセスとなる6姿勢、温度差調整の証、”6POSITIONS”と”TEMPRATURE”深々とした刻印、そして鏡面された角穴に刻まれた”PRIMA”の最高精度り拘りの証がこれでもかと主張している。更に独特な2,3,4番、ガンギ車を一対にまとめられた美しいブリッジ刻まれた”ELINVER SPRING”が証明するように、弾力性があらゆる温度で一定であったエリンバ製のひげゼンマイを使用し、テンワは黄銅とスチールの膨張係数の違う金属を使用し、温度変化に対しの徹底したディテイルの高さを感じることが出来る。
そしてそれは、本物のすごさを魅せつける為に、ケースは9金無垢、しかしそれは単純なものだけではなく、ケースサイド、ベゼル位置部分にエングレービング(彫金)を施すことにより超高級的存在感をプンプン漂ってくるのが体全体で感じるはずである。ダイアルはリフィニッシュされているが完全にオリジナル。そこにダイヤモンドを埋め込み、最高の演出としてこの一品を現代にも通用する美しさの象徴として今も尚、ここに間違いなく存在することを皆様にお伝えしたい。
【コンディション】
日差±60秒、ガンギ、テンプ、ゼンマイチェック、注油済みの当社動作保証3ヶ月お付け致します。。ダイアルはリフィニッシュであるが、ケースは小キズはあるが、年代的にみても驚くほど、70年以上経っているとは思えないほどのコンディションである。