幻..天文台ダイアル24時間レッド★ロレックス オイスター★バイセロイ☆Ref.3116

クッションケースを土台とし、ラウンド形状のベゼルを装備し、曲線と角を融合したロレックス初のミステリアスなオイスターケース。世界大恐慌を襲った1930年代、独自の雇用システムを導入し、従業員の自由な発想を中心としたデザイン登用により、スイス時計業界の中で唯一多大な経常利益を誇ったと言われるロレックスを支えたバイセロイケース。とてつもない黙っていても肌に感じる深い味わいの先に見る70年近く年輪を刻んだ当時の完全オリジナルコンディションを放つ麗しきダイアル。それは赤文字で描かれた12時間を24時間で表現する証に刻まれたペットネーム”OBSERVATORY”、伝説センターグラフにも刻まれたように1936年キュー天文台で87.6ポイントを獲得してからロレックスの精度への神話が始まったことを裏づけするようなその証は、すべて完全なオリジナル。当然、アラビアンインデックスのトリチウムは既に枯れ、化石化しているその風合いは見た瞬間、絶句するほどであろう。更にこのダイアルに規則正しい証として純正としてつくレッドセコンド針も完全オリジナル、当然ブルースチールのペンシルハンドもトリチウム部分はリフィニッシュしてあるが純正の当時のままである。ステンのクッションケース、スリムベゼルのラウンドフュージョンは、ミステリアスなことは言うまでも無い1930年代を唯一勝ち抜いてきた世界のコレクターを魅了したバイセロイとう文化であるが、今回の一品は、その文化を当時のままを驚くことに一瞬、ミントコンディションと思わせるほどのヤセも無く、軽いパフ掛けだけであるが、小キズ程度の最高のコンディションである。当然、内部までそのクオリティーに拘った”Cal.710”は、金メッキされた秒カナに隠れた”2POSITIONS/2姿勢調整済みの証、そして穴石をしっかり固定する為のゴールドシャトン留め、油溜りはより広くとり、ルビーの上部は湾曲させしっかりとビジョンブラッドとしての美しさをとことんまで表現している。更にブレゲヒゲゼンマイから昇り出る先のビーンズプレートのヒゲ持ちまでもが揃い、主役達がせいぞろいした最高のディテイルを奏でたていると言っても過言ではない。当然、それらすべてはロッレクスの精度への拘りとして、角穴に刻まれたように”SUPER BALANCE”が示すように、テンプを環状のリム部分を熱い部分と薄い部分に分け、薄い部分に調整の為のチラねじを装備し、熱い部分からチラねじが飛びださないようにし回転半径を大きくすることによって慣性モーメントを上げ精度を高めたロレックスの1930年の世界大恐慌ですら跳ね除けてしまう熱い魂を感じることが出来よう。もう見ただけで脳裏からその様相が離れない今回のオーラプンプンの逸品は、あなたの心深くまで何かを物語っていくのは間違いない。

【コンディション】

日差±60秒、完全OH済み、ムーブメント6ヶ月保証お付けいたします。7O年の時を感じる完全オリジナルコンディション、インデックスとトリチウムのカレが何とも言えない。又ダイアル全体に経年のヤケ全体的に綺麗に出て最高そのもの。。ケースは年代的にも小キズはございます。ベゼルは、年代的にもヤセもございます。