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MODEL | ラウンドケース オリジナルダイアル |
MOVEMENT | Cal.ROLCO |
AGE | 1920年代 |
MATERIAL | 9金無垢 |
SIZE | 30mm(クラウン含めず)×33mm(ラグ to ラグ) |
幻..1920年代☆9金無垢究極ラウンド★ロレックス★オリジナルダイアル Cal.ROLCO
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1920年、第一次世界大戦の爪痕が残る中、アメリカでは、自家用車やラジオ、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品などの様々な発明で空前絶後の”怒涛の1920年”とも言われ、世界がアメリカに向けて貿易を濃くしていった時代でもある。ロレックスも同じようにアメリカ進出を計りそれがカナディアンロレックスの原点ともなる。当然、この年代には輸入税の引き上げも有り、輸出する場合の管理が非常に厳しくなり、特に時計などの宝飾品に関しては、メタリアルの材質であるメタリアルホールマーク、年代を示すヒストリックホールマーク、そしてどの港から輸出されたかを示す”インポートマーク”が必ず、そこには刻まれていた…..
そんな1920年代のロレックスの基本的ヒストリーの謎を解きながらベールを一枚一枚剥がしながらご紹介したいのが今回の逸品であるポケットウオッチから腕時計に変わり始めた1920年初期の歴史的価値のあるまず市場に出回るこのない希少な逸品をご紹介したい。
ケースは1920年代の基本形とも言うべく、オーバルの9金無垢、当然ラグは嵌め殺しのコンティヌュードラグとなり、完全なオーバル系を象徴とした造形としたベゼルはかなりフラットな状態でカラトラバを彷彿させる美しさを感じるほど、当然、そのベゼル、バックケース、ミドルケースとの3ピースとなるが、この年代の特徴を色濃く残すようにこの9金無垢ケースは、ハンターとなりベゼル、バックケースともビスで留められ開閉が自由にできるようになっている。そして驚くなかれ、この一品の顔となるダイアルのブレゲナンバーのインデックス、1923年頃まで使用されていたと言われる”R”の下の部分を伸ばした”ROLEX”の字体、ブルースティールのブレゲハンドすべて、当時の完全なオリジナルコンディションとしてここに奇跡の逸品としてここに存在することをまずはお伝えしたい。そして前頭で申し上げた気になるこの一品の本物の証を確認すべくバックケースのインサイドの刻印は、1915年、それまでのハンスウィルスドルフ&デイビス社の敵国であるドイツ名を廃止にし、社名をイギリス名である”ロレックスウオッチカンパニー”と変え”RWC”と刻印にしたとおり深々とその名を刻み、輸入税の引き上げもあり、輸出管理が非常に厳しくなったとおりこの一品には”イギリスの港”グラスゴー”の港から輸出された証”Fを対に並べ横向きにした形”もしっかりあり(この頃から輸出部門をロレックスのビエンヌに移転しているほど)、当然1920年代のヒストリックホールマーク”a”もしっかり刻印され、当然、当然9金無垢のブリティッシュゴールドマークである”,375”も存在価値をこれでもかとアピールしている。そして極め付けは、角穴に刻まれた刻印”ROLCO”。これは、ロレックスのリテイラーとして名を馳せた”UNICORN/ユニコーン”、MARCONI/マルコーニ社”、と同様であり、その存在は当然ながら謎多き存在であるが、時計の組み立てなども行っていたとも言われ、最終的にはロレックスの製造部門エグラー社(現ロレックスビエンヌ社)同様に統括されてしまった名。そのロレコがフォンテメロン社に依頼して創らせたキャリバーを搭載した一品であることに間違いないであろう。すべてにおいて1920年代のまず市場に出回らない最高の逸品。80年時を越え、未だ日差60秒以内を保ちながら時を伝えることの重大さは、現代の壊れてもいいように安価なパーツで組み立てられた真実の価値のない時計では考えられない人の手で作られた時代の最高の逸品であり、時計は本来、100年、200年、いやそれ以上の時を計り、そして時を計る道具だけではなく、時を繋げる意味として、当時の職人の匠の技を感じることができるであろう。そうこの一品を手にとった方だけの最高の喜びとなろう。
【コンディション】
日差±60秒、当社ガンギ、テンプ、ゼンマイチェック、注油済み、3月保証お付けいたします。ダイアルは経年のヤケが全体に広がった当時を証する奇跡のオリジナルコンディションとも言えよう。そしてケースは、打ち痕、小キズなどございますが、年代的にみて80年以上経っているとは思えないほどの美品と感じるコンディションである。