手巻きの拘り…Ref.6424★ロレックス プレシジョン★1971年Cal.1225

時計を愛する者にとって、一番大切なことは、その時計といかに、その大切な時間をどのように共有するかとということではないだろうか。

親指と人差し指でリューズをそっとつまみ、ゼンマイを回す。トルクが徐々に上がっていくのを体で、そして心で感じる。

その研ぎ澄まされたチャコールグレーのメタリックダイアルに、シンプルの中に底知れぬパワーを感じ、アプライドに表現されたインデックスのメタルシルバーの出で立ち、それは人の手で時を操る証がダイアル上に”PRECISION”という表現方法でこの一品を表現しているのではないだろうか。

そしてよりセクシーに投げかける甘い漂うステンの滑らかなフォルムに酔いしれる感動の余韻、すべてが幻影のように感じる現実の喜び。手巻きがゆえに、我が手で巻上げ、その感覚を感じるまで何度も追求する最高のトルク領域、この時計に合った巻上げを知ったとき、共有する時間を改めて感じる共に似た愛情………

それは、”700系”の呼び覚ます伝説を語り継ぐ20年以上のロレックスの歴史を背負い安定した耐久性を世界にしらしめた”Cal.1225″の語らいを21600という熱いビートに乗せ、最高のあなたの友として、そしてあなただけのストーリーを次の世代に引き継ぐものとして伝えたい。

『ROLEX OYSTER』、”PRECISION/プレシジョン”…….

ごくごくシンプルなこの言葉、しかし本当の意味での時計を愛する者にとっての原点がここにあることをこの一品から感じて頂きたい。

【コンディション】

日差±20秒、当社でガンギ、テンプ、ゼンマイチェック、注油済みの当社動作保証3ヶ月お付け致します。年代的にもダイアルは完璧なまでのコンディション、ケースは、バックケースに打ち、スリキズ。若干のヤセは感じますが全体的にはかなり綺麗だと感じております。