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MODEL | カラトラバブレスウオッチ バックサイド竜頭 Ref.3563 – 2 |
MOVEMENT | Cal.350 |
AGE | 1967年頃 |
MATERIAL | 18金無垢ホワイトゴールド |
SIZE | 33mm(横径/リューズ含ず・含み34.5mm)×37mm(縦径/両ラグの先端まで) |
18金無垢ホワイトゴールド彫金ブレス★パテック フィリップ カラトラバ★3563 – 2 Cal.350
SOLD OUT
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そっとその18金無垢ホワイトゴールドケースに耳をあてる。時間が止まったように感じる瞬間に、そっと聞こえる”シュル、シュル”といったローターサウンド。優しい感覚が、持っていた指にまで感じる。そっと18金無垢のスクリューのアウターリングを外し、このムーブメントの為だけに開発されたバックリューズのセンターをマイナスドライバーで外す。そっとそっとリューズを抜き取り、クールドパリの石畳をギョーシエで表現した繊細な模様を施したダイアルをケースから外し、目の前に広がる完璧という名のオートマティック。
1958年に薄型を目指し、答えを求めた結果、ローターの機構を上からでは無く、ムーブ全体をサイドから覆う形で、ローターを配し、その為に、切り替え車の歯先をサイドのローターに絡ませる為に、ローター自体をベアリングにしてしまうという世界最高のコンプリートウオッチメーカーたるパテックらしい発想とも言えよう様相は、当然、アングラージュとしてのパーツひとつひとつへの拘り、そしてシンプルなテンプ周にすることにより、ジャイロマックスの先に見るC形マスロットの美しさを強調し、広がるブリッジの広大なキャンパスにすべてのパティックのメッセージが刻まれ、ジュネーブシールという1mmにも満たないエンブレムにパテックの1839年の歴史の思いが伝わる芸術と言えよう姿に惚れ惚れしてしまうのは自然なことかもしれない。そしてこのムーブメントこそが、1968年にみで終了してしまった”Cal.350″であるという事実は、最高の喜びとしても感じることができよう。
そして内なる鼓動を受け止める為に、その贅沢極まりない18金無垢のブレスとフェイスと一対となったそのタイムピースという芸術造形美は、カラトラバのベゼルからケースサイド、そしてブレスの先端、クラスプ部分に、妥協の許さない匠の技として、きめ細かく彫金されこの世のものではないほどの輝きとオーラを放ち続けている。そうそこにあるそのストーリーはこの一言でこの一品の物語すべてとなろう…..
『PATEK PHILIPPE』パテック・フィリップ…….それだけで充分であろう。