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MODEL | Ref.2572 |
MOVEMENT | Cal.1210 |
AGE | 1955-60年頃製造 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 35mm(リューズ含めず/含み33mm)×42mm(両側ラグの先端まで) |
激希少Wネーム18金無垢シャンパンゴールド35mm★パテック フィリップ★Ref.2572 Cal.1210
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その35mmというそのサイズからは想像できない真実…12系キャリとは明らかに違うそのラグの不可解な短さに目を疑う方もいたはず。その神秘的な短いラグを除けば、ラウンドの象徴たるRef.1578や4300番台のオートラウンドほどのオーラを放つ。しかしその真実は、10-200キャリという存在。12系という存在が一般的にラージュという意味合いを完全否定するように、この一品の成したる造形は10系というプロセスを全面に押し出した。当然そのリファレンスは25系、やはり10系の25独特の不可解な形状というイマジネーションを裏切らない。 Ref.2572 それはその35mmという存在から、そして正統派ラウンドを備え、計算づくされたスモールセコンドの配置されたダイアルによりパテックの神髄たる完成形と言っても過言ではない。12系を凌駕し、パテック フィリップという世界を根本的概念から変え、独自の形状を誕生させ、それぞれのシチュエーションにあったバリエーションを創造してくれた。そのPATEK PHILIPPE GENEVEが語るように1960年代の予感と共に、18金無垢のケースを開け確認するとやはり35mmのケースとムーブメントにメタルのインナーケースが入る。何よりもその予感とした後期のジャイロマックスとチラねじとの複合機という逆にいい意味での予感を裏切ってくれた。チラねじオンリーのその形状は、そのスモールセコンドの基本に忠実とした輪列が、そのジュラ様式独特の3セパレイトのしなやかなブリッジを作り上げたと確信しよう。そしてそのダイアルに秘められた最後のストーリーは、1794年に既に時計製造から販売まで完全一貫性のもとに誕生したブランド”HAUSMANN Co/ハウスマン”。イタリア、ローマを起源としスイス時計産業の影響を受けずに、ドイツ時計の技術に翻弄され時計メーカーとして歩むと共に自社ブランドの直営ジュエリーショップも誕生させていった。そんなハウスマンとパテックが手を組み最高の威厳を唱える一品であることは間違いない 。