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MODEL | Ref.2584 |
MOVEMENT | Cal.12-600AT |
AGE | 1960年製造 |
MATERIAL | 18金無垢ローズゴールド |
SIZE | 35mm/横径リューズ含めず×43mm/両ラグ先端まで |
極上18金無垢ローズゴールド★パテック フィリップ Ref.2584★Cal.12-600AT
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オリジンという伝説….それはすべてを凌駕し、美しさの象徴として時代を越え、更に芸術の根源となる。人が丹精込めて作りえる産物の中で極めて細かい手作業を擁し、計算尽くされた上になりたつメカニカルというタイムピースなるもの….今、頂点を極めしもののストーリーが60年の時と共に語り継がれていく………
Caliber……12-600AT
18金無垢の壮絶なる黄金色を纏いギョーシエ彫りの繊細且つ、大胆な造形なる15°と計算尽くされた滑らかなローターエンド、ビジョンブラッドのローター軸受けが爽快に回り出し、偏心カムに動力を伝え、その先にラチェットホイールを引き寄せる2つのラチェットが、最高の巻き上げの限界領域としての世界を生み出す。当然ラチェット自身、そしてそれに関与するすべての軸にビジョンブラッドのルビーが深き染まる紅として最高の摩耗への拘のプロセスともなっている。ローターが回る度に1/2となるテンプの世界が視界に広がり、それは完璧なまでのパーツひとつひとつに施されたアングラージュの究極の仕上げに同調し、美に損なわれないだけの強度と耐久性を成し遂げ、一寸の狂いのないように仕上げされた究極のコートドジュネーブの先に”ジュネーブシール”としての拘りも忘れない証は、パティックが1951年に特許を取得したジャイロマティックのC型マスロットがテンワにかかる美しさとそれに昇りつめるかのごときブレゲひげゼンマイが、究極の精度としてバックラッシュを制覇したスワンネックの美しさへと押し進んでいく…..
『究極の美しさ…..』
1953年、ブレゲ”ペルベチュアル”を根源としたバティックフィリップのオートマティックオリジンとして生を受け、ラチェットという新たな世界を生んだ。そんな世界を今回の一品は最高の証を持った今回の一品….
Ref.2584
その紅に染まるローズゴールドというメタリアルに注がれた熱き思いは、ひと肌に伝わる確かな温かみと、究極の美としてシンプルというものを題材とした最高のシチュエーションが存在する。600ATに着こなされるスクリューバックという防水定義そのものをバックケース自体をミドルケースに差し込む”防水スナップバック”として表現した唯一のモデルとしての存在は、35mmという空間を鍛造として作り上げ、隠されたクオリティーの高さを述べることもなくただただシンプルに徹したパテックフィリップの真実の美しさを味わえることができるであろう……