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MODEL | Ref.1432 SQUARE |
MOVEMENT | Cal.10-200 |
AGE | 1940年代後期 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 36mm/両ラグ先端まで |
幻!ステンレススティール角ティアドロップ★パテック フィリップ★Ref.1432 Cal.10-200
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その者にあてがう相応しい表方法とは、時にその者の価値を損ねてしまう時がある。それが偉大な存在であればあるほど、それに全うした表現方法が必要となる…..
それが現実にここにあるとしたらどうだろうか
Ref.1432…
それはアールデコという近代的造形にプロセスをおいた角型の造形を極めんが為に、あえて退廃的な存在であるアールヌーボーという世界を呼び起こし、ティアドロップという曲面の美しさを融合し、新たなモダニズムの世界を表現したと言えよう。更にそこには金無垢という素材ではなく、あえてステンレススティールにすることでモダニズム文化の象徴として表現しやすくなったとも言えよう。
しかしその偉大なる造形世界への道しるべとなる真実のストーリーは1920年代、”キャリバー10″が発動し、女性という文化を築きながらも、あえて様々な造形への軌跡を求める為にメンズへの展開を図り、10-105、そして10-110へと繋ぎ、テンプの重みで安定性を図った最後の時を語らう”10-200キャリバー”という存在がある。
12系をサイズダウンさせたように見えるが、その古き良きでかめのチラねじとして最高の振動数を与えられた”キャリバー10-200″の存在は、そこから繰り出されるビジョンブラッドの天然ルビーを軸受けとした2,3,4番車から最後の凛冽の魂を引き継ぎ、それはガンギとアンクルの精度への欲望を掻き立て、チラねじから上りつめたブレゲヒゲゼンマイとして最高の時の語らいへと変えていく。当然そこにはビーンズのゼンマイ受けとバックラッシュを無くす為にスワンネックというバネをサイドから留め、きめ細かい微調整を可能した最高の称号となる証を踏まえ、日差+10秒という最高の結果を導き出す。
その存在こそが、この角型ティアドロップ”Ref.1432″の造形の原点とも言えよう
そんな希少なステンレスモデルの角型ティアドロップ、現在市場から消え失せ、まず見つかることのない存在として、世界のコレクターから愛され、何十年も探し求めた方もいたはず、そんな最高の一品が目の前のあることを私としても感謝し、この一品を手に入れることの出来る人生においてラッキーなあなたは、このストーリーを必ず心に秘め、何十年も先きにあなたの歴史のストーリーと共に、この感動を伝えて頂きたい。