PRICE | |
---|---|
MODEL | スクエアーティアドロップ |
MOVEMENT | Cal.10.105 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | 18金無垢ローズゴールド |
SIZE | 25mm×38mm(ラグ to ラグ) |
幻18金無垢ローズゴールド ティアドロップ★パテック フィリップ★Cal.10.105
SOLD OUT
申し訳ございません。こちらの商品は現在売り切れです。
同モデルあるいは近いモデルをお探しすることが可能な場合もございますので、
お気軽にお問い合わせください。
紅に染まるその妖美な輝きの中で、それはまるで生きているかのようにその鼓動を奏で続けている。見ているだけの時間はいつしか30分、一時間と…時は去りゆく。しかしその紅の輝きは衰えるどころか、陽が沈み始め辺り一面が闇へと変わろうとも、その輝きは違う形でもっと更にその紅の世界を強めていく….
たまらぬ思いでそっと触る角型の極めし造形からストーレートに伸びるケースサイドの美しいフォルム、そこから大胆に伸びる”ティアドロップ”という世界、その球形の中に見た者の魂を宿すかのようにそのティアドロップに何かが写り行く姿は神秘的な漂いを魅せ、この逸品がどれだけの思いで60年以上の時を奏でてきたか走馬灯のように心に浮かんでくる。
この逸品に出会えたことを感謝しよう…そしてこの感動を皆様にお伝えしたいと心から思う逸品……
18金無垢ローズゴールド スクエアーティアドロップ Cal.10.105
10パーセント以上の銅を含有することで、5パーセントの銅含有としてのピンクゴールドより更に赤みを増し、見てすぐにその色合いに驚く”ローズゴールド”の世界を堪能できる今回ご紹介する一品、ティアドロッフと呼ばれるその球形体のラグは形にはめたような角型の美しいスクエアーのフォルムに大胆にその存在を偉大なものに変えている。当然、ダイアルもローズカラーとしてレイルウエイの時間の指標を描き、”PATEK PHILIPPE”の文字でさえもエンボスの極めとして60年以上の時の語らいを経年として表現してくれている。
そこから聞こえる鼓動…耳を澄まし、確実に伝わってくる独特の18000振動のロービートのガンギ、アンクルが奏でる時の鼓動は、聞いてるだけで心がほっと和む瞬間となる。当然その鼓動は、角型など様々な用途のケースに合うように12系より一回り小さくした1920年代に誕生した”キャリバー10″の鼓動を引き継いだ1939年誕生の”Cal.10.150″がそこに存在する。
その容姿は、12系もおののくほどの完成度。小型化されたにも関わらずテンプは逆に大きくし、17個というチラネジテンプが精度の象徴として内なるすごさをかいま見ることが出来る。当然、燦然と輝くジュネーブはシールは、ジュネーブの町をそのまま造形の芸術へと映し出すすかのような、その3セパレイトのしなやかな曲線を描くブリッジのキャンパスに、レマン湖、別名”ジュネーブ湖”の湖畔に波紋のように広がるコートドジュネーブを描き出し、400年といジュネーブのフランス革命から逃れたユグノー達が一年の2/3が雪で閉ざされたこの町でいかに耐え抜き、時計に情熱を燃やしていたその思いを感じ取ることが出来るよう。
更なる慕情へと心を揺れ動かすこのすべての現実…
なぜここまで人を虜にしてしまうか。
『パティックフィリップ』….そう忘れていた。
父から子へと、人から人へ…心を繋ぐ為にこの世に生まれしことを…