激レア18金無垢シャンパンゴールド★パテック フィリップ★Rｅｆ.2588/Cａｌ.23-300

2針という贅沢な空間、気付くと秒単位まで気にする現代の人々の生活の中で、時間針と分針のみで一日を終わらせることは…言い換えれば、人間社会においての成功者の証と言えよう。ヴァシュロン・コンスタンタンの”Cal.1003″しかり、オーデマ・ピケ゜”Cal.2003″など世界三大時計と言われるメーカー達の2針の存在の価値とは時を計ることの楽しみ方の極限の方法なのかもしれない。
そんな2針の分野で、そのパーツすべてに対しての繊細な仕上げを施し、耐久性、精度、そしてそれらすべてを美しく表現した最高峰のキャリバーが、今回ご紹介するパテック・フィリップが1956年に開発した”Cal.23-300″であろう。ちょうどこの時代、ピアジェが2mmというメカニカルキャリバーを発表、その昔、ルクルト社のジャック・ダビド・ルクルトとジャガー社のエドモンド・ジャガーのスイス全土を巻き込んでの薄型キャリバー開発の戦いの再来とも言うべく時代が再来し、スイス時計メーカーの薄型に対しての激しい攻防であったことは言うまでも無いが、ただ単に当時の職人達の維持とプライドをかけた戦いであったのかもしれないというスイス職人の熱い魂が感じられるのではないだろうか。
そんな薄型キャリの中でも”23-300キャリ”は頂点を見極めた如く、3mmという厚さに成功しながらも、アングラージュやコートドジュネーブなとの装飾技法によるパーツひとつひとつの拘りや、ビジョンブラッドのエクストラルビーをオリーベ(コーナー部分を丸くし油溜りの保有率を高める)に仕立てた造形美、そしてジュネーブシールが語る精度ねそして品格への拘りを求め、薄いという意味あいだけでなくそこにパテックフィリップの威厳を持った匠の魂が感じられる最高のキャリバーである。特に10系いわゆる23mmという独特の空間に12系のブリッジレイアウトを引き継ぎながらもムーブメントの外周に斜めの傾斜を持たせ、いろいろなケースデザインに合わせることが出来る万能タイプであのも見逃せない。更に今回の一品に搭載されている”23-300キャリ”は最終の緩急針を失くした”フリースプラング化”を計る前の貴重なスワンネック緩急針とテンワチラネジによる空気抵抗など様々な弊害を失くした究極の形であるC型マスロットを採用したジャイロマックステンプとを併用した、いわゆるフィールドテスト的な期間に開発された基調なキャリバーであり、その偉大な存在を覆う18金無垢シャンパンゴールドケースはラウンドフェイスからラグまでしなやかに流れ、より薄く、そしてシャープで美しい曲線フォルムでありながらも持った瞬間、それが鍛造で仕上げられた重みを感じ、バテックフィリップのすべてにおいて妥協しないすごさを感じるはずであろう。そしてその答えを全面に表現するのにシンプルであることが自然であり、そしてこの”23-300キャリ”を体で感応する為には、秒を計る世界は必要ではないのだと気付く…..

そんな今回の一品、当然あなたを人生への成功プロセスと導く最高のパートナーとして、そして時にあなたの喜び、悲しみ、そして挫折などすべてにあなたと共にその大切な時間を共有する最高の共ともなろうことをお伝えしておこう。