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MODEL | Ref.96 |
MOVEMENT | Cal.27-AM400 |
AGE | 1960年代 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 30mm(クラウン含めず)×39mm(ラグ to ラグ) |
激激激希少★パテック フィリップ★ Ref.96-耐磁Cal.27-AM400 18金無垢シャンパンゴールド
SOLD OUT
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時の繋がりを語り続け、想いだけがそこに詰る大切なもの….
愛する我が子へと引き継がれし、心の架け橋にわたる想い
すべて知りえた時、そっと語られる愛の形はきっとここにある
カラトラバ…….パテックフィリップそのものであり、究極に美を追求した形である
そしてそれは、こんな謎に包まれた逸品をもこの世に誕生させたのであろうか…….
その幅広でフラットなベゼルは鏡のような透き通るハイポリッシュな黄金の輝きを放ち、すべてを映し出すようにラウンド状に円を描く…”カラトラバ”という定義の根源となる装いは、まるで繊細な湖畔に揺れる波のようなしなかやかなラインをラグ先からラグ先まで力強く表現している。
当時それはモダニズムの先駆けとして1932年に誕生し、34年間、パテックフィリップの歴史そのものとして存在し、カラトラバという世界を創造してきた。
それは美しく表現することを限りなく永遠に求めた究極のリファレンスとなった………
『Ref.96』
今回、ご紹介させて頂く一品、触れた瞬間に憤りを隠せないほどの感動が込み上げる…..
均整整ったゴールドのダイアルに寸分狂いも無く添えられたドットのインデックス、そこに共鳴するかのようにズレの全く無い18金無垢のバーインデックス、そして6時位置の60秒の目盛りを繊細に描き、そこにスモールセコンド針が宙う、この逸品を長きにわたり見続けてきた証として年輪のように後期96の語りが聞こえる”PATEK PHILIPP GENEVE”の文字が線先まで繊細に描かれている。当時の職人が金無垢のメタリアルに薄く何度も塗装を繰り返し、その上に魂を吹き込むかのように更に”PATEK PHILIPP GENEVE”の文字を何度も何度も繰り返し塗装することでインクのにじみは無く、盛り上がったような造形文字として見た者に深い味わいを与える。当然、それは内から聞こえる19800振動の厚き鼓動を伝えるプロセスにもなっていることを耳をあてた瞬間、感じるはず。しかし、今回の一品、そう19800振動であることに、お気づきの方もいるはず、当然”Ref.96″のベースキャリは”Cal.12-120″である。しかし、この逸品から聞こえる熱くき鼓動はまぎれも無く、あの伝説耐磁キャリ”27-AM400″である。ご存知、パテック初の耐磁ムーブメントとして開発されたが、生産数が他12系キャリと比べ断然少なく、現在ではそれゆえ人気も高くバリューアップの筆頭のひとつであることは言うまでもない。その”Cal.27-AM400″がRef.96とフュージョンしている真実にその19800振動のビートに耳を疑い、そしてその真実に押し潰されそうになる。もしかして”ガチャ”、いや….しかし同径の12系キャリ、当然、載せ替えも考えられる。果たして…1時間、2時間、3時間と時はそんなことを考えながら過ぎ去っていく。
しかし、この直径26.75mm,厚さ4mmという空間にはまぎれなく、慣性モーメントの究極の形であるテンワにC型マスロットを装備したジャイロマックステンプ、そして緩急針を失くしたフリースプラングの象徴と、古くなからの美しき造形たるジュラ様式のコートドジュネーブを繊細に描いたブリッジレイアウトが感動という言葉すら軽く感じてしまうほどの何かを心の中に植え付けるのは確かである。
そんなミステリアスな真実を背負った今回の一品、アーカイブ申請中であり、謎に包まれたまま出品させて頂くことをお許し願いたいが、この逸品を手に取り、少しでも早く皆様にご紹介したい衝動にかられたこともご理解して頂きたい。当然アーカイブから漏れ出すオーラは、真実と言わんばかりの叫びにも聞こえ、持った瞬間、鋳造で丁寧に作られた小さいながらずしりとくるパテック特有の18金無垢の重量感を感じ、カラトラバの造形美の形が、くどいようだが、ここに存在することは確かである……
そして最後にこんな真実もあることをお伝えしておこう。パテックフィリップジャパンにて、Ref.96に耐磁”Cal.270AM400の組み合わせは基本的には無いと、しかし、これまで一件だけ、その事実は確認されています…と