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MODEL | Ref.2462 |
MOVEMENT | Cal.10-200 |
AGE | 1950年 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 32mm(クラウン含めず)×42mm |
激希少Ref.2462★パテック フィリップ★18金無垢シャンパンゴールド☆アーカイブ有 Cal.10-200
SOLD OUT
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幻という名の名機に出会った時…
誰もが歓喜し、一度手にとりたくなる時がある
…古きものにこそ美が存在する
56年の時を経て、人々に語り継がれるものは何か
パテックの象徴と言えばその名の如し、約27mm径のムーブメントを擁した12系、カラトラバなど代表的モデルや、このサイズを活かした様々なモデルで、現在でもレアなモデルの代表各を誕生させた名キャリであるが、それを一回り小さくすることで、より奇抜なデザインを多く輩出してきた”10系”もパテックの歴史上の上でかかせない伝説ストーリーを語り続けているのも事実である。
Ref.2462
12系で言えば、カラトラバと相対するRef.565のような存在で、カラトラバのプロセスであるラウンドのベゼルはそこには存在しない。しかし、Ref.2462の最大の魅力は、一目見た人間は必ず、カラトラバであると錯覚してしまうような言わゆる”美しき誤解”とでも言っておこう。
真上から見た上では、カラトラバベゼルが存在し、ケースサイドからラグへと流れるしなやかなラインはカラトラバそのもの、触った瞬間にわかるどこか違う様相はこのケースが2ピースであると同時に、フロントから見た場合、ベゼルはよりフラットであるが故、ケースサイドへの折り返しにステップがついた形となり、錯覚という人の実態のない物に逆に美しさを感じるような、幻影、いや、やはり”美しき誤解”である。当然、盛り上がったアクリルの風防から見るダイアルは、太目のバーインデックス、そしてドルフィン針、そしてスモールセコンドという”96″ワールドに似た面影を錯覚という世界で体感できるという一種ミステリアスな心躍るデザインにはどよめきさえも感じてしまうであろう。
そしてこの”Ref.2462″の心臓の鼓動となる”Cal.10″200″キャリバーストーリーは12系から19800振動に上げ熱いビートを叩きながらパテックを20年間支え、唯一、12系のDNAを引き継いだ3セパレイトブリッジのレイアウト、ジャイロマックスに変わる最後のスワンネック型のマイクロレギュレーターとして、その美しさは、言葉に言い表しようのない最高の芸術的造形美であろう。そしてそこに、ジュネーブの町をそのまま造形の芸術へと映し出すすかのようなレマン湖、別名”ジュネーブ湖”の湖畔に広がる波紋のように広がるコートドジュネーブをキャンパスの上に燦然と描き、かつてフランスから亡命し、ユグノーと呼ばれ、一年の2/3が雪で閉ざされたジュネーブという町で、いかに耐え抜き、静寂したジュネーブ湖畔が、唯一心を慰めた深い歴史を感じてしまう。
そしてアーカイブが証するように、この”Ref.2462″の一品がパテックフィリップにより販売された1950年5月20日から61年の歳月を経て、今この瞬間も時を刻み、次の世代に語り続けていることを最後に皆様にお伝えしたい。