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MODEL | Ref.2541 |
MOVEMENT | Cal.10-200 |
AGE | 1953~1955年頃製造 |
MATERIAL | 18金無垢 |
SIZE | 30mm(クラウン含めず)×39mm(ラグ to ラグ) |
パテック フィリップ Ref.2541 Cal.10-200 18金無垢
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時の繋がりを語り続け、想いだけがそこに詰る大切なもの….
愛する我が子へと引き継がれし、心の架け橋にわたる想い
すべて知りえた時、そっと語られる愛の形はきっとここにある
カラトラバ伝説に語られた真実の愛とは……..
1930年代のアールデコとは裏腹に、独自に美を追求した”カラトラバ”という名の造形スタイル。1932年のRef.96より出でたる造形プロセスは、フラットな幅広のベゼルにケースとラグの流れるセクシーなラインで、ひとつの文化を築き上げたと言っても過言ではない。その中でもカラトラバの象徴として挙げられる”Ref.96″から新しいスタイルへと進化させ96にも似た象徴的カラトラバが、今回ご紹介する”Ref.2541″である。同じカラトラバでもフラットなベゼルではなく、そこに滑らかな曲線を表現した新しいカラトラバスタイルで、ケースからラグへと続く一体の滑らかなセクシーラインが、この滑らかなベゼルとのコラボによりよりいっそうモダニズム的芸術を感じることが出来る。それが今回の一品は、そのすべての造形美を18金無垢の”ピンクゴールド”として淡くほんのりと紅色に染めた天女の衣のような優しい味わいをかもし出し、見た者すべてを優しい気持ちにさせてくれる深い哀愁を感じる一品であることを皆様にお伝えしたい。そしてこのとてつもない美しさの先に見るパテックのコンプリケーションとして世界随一の位置づけを証するムープメントは、12系ではなし得ない数多くのデザイン性に富んだ魅力を誇る”10系の200キャリ”。それまでの10系の18000から19800に振動数を上げ、12系を継承する独特の3セパレイトブリッジ、そしてジュネーブの町をそのまま造形芸術へと映し出すすかのようなレマン湖、別名”ジュネーブ湖”の湖畔に広がる波紋のようなコートドジュネーブ装飾をキャンパス上に燦然と描き、かつてフランスから亡命し、ユグノーと呼ばれた人々が行き着いたジュネーブという町の歴史を語り続けてきた最高ブランドとしての象徴”ジュネーブシールが眩しいほどの輝きを放ち、そこに精度を美しく表現したスワンネック型のマイクロレギュレーターとそこに昇りつめるブレゲヒゲゼンマイのビーンズプレイトのヒゲ持ちの造形は言葉にならないくらいの最高の美しさを表現している。そして今回の一品の驚きの事実として、この伝説ムーブメンントをソフトメタルのインナーケースで耐磁から完全ガードし、スクリューバックにすることで、高い防水性に富んだ希少度を限界にまで高めていることもお伝えし、市場相場では200万円以上する代物であり、出会える時が最後の出会いとなるのがこの頃の一品で、お金を出しても買えないものと、買えるものとの差を見せ付けるほどの存在感を放ち、ダイアルの薄っすらとした経年の染み以外、超がつくほどの驚きの美品で完璧なオリジナルコンディションを誇る心からお薦めしたい最高一品である。
父から子へと、人から人へ…心を繋ぐ為に…..