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MODEL | Ref.2093 |
MOVEMENT | Cal.1014 |
AGE | 1972年頃 |
MATERIAL | 18金無垢 |
SIZE | 33mm(クラウン含めず)×40mm(ラグ to ラグ) |
マルタ十字★ヴァシュロン・コンスタンタン★18金無垢☆Ref.2093 Cal.1014
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紀元前400年頃から人は陽の沈み、そして陽の上りを人間の人生に対して左右するほどの重大性を知る意味でも水時計、砂時計などを開発し、それは1200年頃、時計という概念でもある歯車と脱進機が発明されることで、それは宇宙という壮大なロマンの中に人の生きる意味、そして死への意味を馳せる思いを形にすべく天文時計として機械的にそれを形にしていったことは間違いない。それはいつしか人間の生活に無くてはならないものとして、16世紀頃、フランスの宗教戦争を勃発により、スイスに亡命したユグノと呼ばれる人々が、スイスで生活の為に時計を産業にしていった。時を計るということは、いつの時代も人の思いを伝える一つの方法として生活に入り込み、時計という一つの産物にその証を求めたのであろう。今のこの一瞬の大切さを知る為に、人は自ら手でゼンマイを巻き、そしてその奏でるテンプの音で生きている証としたのかもしれない。今回、ご紹介する一品を手にすることで時計という時を計るというごくごく単純である行為が、その言葉の中に秘められた深い本当の意味を誰もが理解するであろう。
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18金無垢のシャンパンゴールドの優しい温かみのある漂いは、ベゼルとミドルケースを一体化にすることにより、ステップなどの段差を無くし、全体的にしなやかな曲線で表現すしている。よりセクシーに表現しドキドキとした時めきを感じながらも,見ていても飽きないどこか懐かしさみたいなものを感じながら、その18金無垢シャンパンゴールドのケースを人差し指で這わせ、滑らかな感触、そして金無垢特有の人肌に見入る温かみを肌で感じることができる。しかし、それは秒針をつけたその一瞬の時を計測するようなどこか慌ただしさは無く、時の流れを緩やかなものとして表現する為に時間と分を読み取るだけの2針特有の優雅さを感じとり、まるで時が止まったかのような漂いさえも魅せてくれる。そして誰もが一目でその存在に気付く、12時位置に燦然と輝くカナを意味する”マルタ十字”が、ヴァシュロン・コンスタンタンという壮絶なストーリーをそのエンブレム一つに託し、18金無垢で作られたバーインデックスをスリムにし、エレガントという言葉自体、無意味に感じるほどの歓喜な思いを感じることが出来よう。そしてその内部から奏でる原点として存在するは、ゴールドシャトンで留められた耐震のルビーから連なる緩急針の波打つ形状を審美的なクラシズムとして表現し、20.9㎜径に2.94㎜という世界に限りない技術を注ぎ込んだルクルトの”818キャリ”をベースにした”Cal.1014″。18000振動のゆるやかな奏でを優雅に体で満喫し、時の流れが動くその一瞬を共に時に生きる旅人として分かち合おうではないでしょうか。