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MODEL | ビッグラウンドケース |
MOVEMENT | Cal.P454/5B |
AGE | 1950年代 |
MATERIAL | 18金無垢ローズゴールド |
SIZE | 34mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) |
幻!18金無垢ローズゴールド耐磁★ヴァシュロン・コンスタンタン★ビッグラウンドケース 名機Cal.454
SOLD OUT
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ゼンマイを巻き上げた瞬間に感じるほどよくアソビの感じる角穴、丸穴。1/3ブリッジから覗くその先に、歯先まで磨き込み、そして鏡面にまで高め、伝達効率を完璧にした2番車、3番車、そして4番車への徹底した職人の拘り…..それはセンターブリッジに見るビジョンブラッドの3番車受け石の美しさをチラリズムとし、その先の出歯から秒カナブリッジの造形の先にセンターセコンドという一つ名機のストーリーが始まる……
耳を澄まし、そこにはっきりと聞こえる18000振動の緩やかな鼓動……ジュネーブ湖畔に浮かび上がる波紋のさざなみを28.8mmに広がるコートドジュネーブを美のキュンパスとし、4番車から頭脳へと送り込まれたその精度への遺伝子は、ブレゲヒゲゼンマイがデカメのチラネジから昇りつめ、ビーンズ状のヒゲ持ちへと繋がり、そして精度を究極の造形へと持ち上げたバックラッシュを最大に軽減させた”スワンネックマイクロレギュレーター”へと続きその優しいロービートの鼓動として静かに、そして深く時へと確実に繋げていく……………
“Cal.454”
1941年にルクルト社により”Cal.449/450″が開発され、それは精度への挑戦としてクロノメーターに託したる、国際観測年に開発されたジオフィジック”Cal.478″への軌跡となった。
1936年にヴァシュロン・コンスタンタンの80%の株を手中に収めたルクルト社は、ヴァシュロンのチューニング技術を武器にヴァシュロンのオリジナルキャリとして創造された『スモセコ”453″、センターキャリ”454″』をベースに、スモセコキャリ”Cal.P1007BS”、”センターキャリP1008BS”を誕生させ、1907年ヴァシュロン・コンスタンタンが世界にその名を不動のものとして再認識させる”クロノメーターロイヤル”を発表させた。
そんな伝説名機”Cal.454″を搭載した今回ご紹介する一品は、その”454キャリ”を背負うプライドとしてその半端でないオーラを見に纏う。紅に輝く美しさ、妖美な漂いへと変わるその姿は、どこか寂しげな表情で哀愁さえも漂わす。当然、その”454キャリ”への最大の気配りとして、希少すぎるスクリューバックの中に更に存在する軟鉄のソフトメタルケースが、”ANTOMAGNETIC/耐磁”という大きな役割を、徹底したクオリティーのもとにその存在を60年以上経った現代でも語り続けているのは間違いない。