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MODEL | ラウンドケース カラトラバ |
MOVEMENT | Cal.2003 |
AGE | 1960年代 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 32mm(クラウン含めず)×35mm(ラグ to ラグ) |
激希少18金無垢シャンパンゴールド★オーデマ・ピゲ★Cal.2003/1960年代
SOLD OUT
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31MMのラウンドケースにシンプルなラグ、2mmほどの幅広に沿ったよりフラットなベゼルにすることでカラトラバという美の哲学をオーデマなりに表現する。当然そこにはこの一品の隠されたストーリーが浮かび上がるほどのより薄さに徹した5mm以内というとてつもないスリムケースが18金無垢として時間が経つとともに、じんわりとその美しさをエロフィックな面影へと変貌させていく。ダイアルにまで浸透されたその余韻…….メタルのソフトな味わいにザラ付きのある塗装、そのインデックスに金箔を施し繊細なバーの指標を贅沢に仕上げ高級感を限界へと導き、そこに線先にまで繊細に力強く描かれた”AUDEMARS PIGUET”の文字、そのフランス語表示のEの上の”アクサングラーヴ”の点でさえもセクシーに感じてしまう…2針という時間、分単位だけを読み取り、秒という単位での時間を気にしない、言わば時間を我が物として者だけに与えられた贅沢極まりないプロセスとなっている最高の逸品。
それは内なる魂の鼓動として聞こえ始める、耳を澄ませ、そこから聞こえるロービートという贅沢な響き….18000振動を1.64mmという3次元の限界を超えた薄さの中に閉じ込め、美しさを限界へと導く。地盤に隙間無く描かれた”ペルラージュ装飾、2,3,4番車を抱え込んだ曲線美の造形たるブリッジ、そしてそこに添えられたオリーベまで仕上げられた完璧なルビーの受け石、ガンギ受けたげを一つのブリッジとし、3セパレイトに均整整った全体像が単なる機械という産物を、まるで彫刻のオブジェのように芸術へと進化させていく。”2003キャリ”というスリムを追求したキャリバー、当時ルクルトの傘下でった”バセロン・コンスタンタン”が、1955年に始めて自社でルクルトの技術力を合わせ開発されたキャリバー(VXNはCal.1003)であり、その供給を受けたオーデマ・ピゲのルクルトへの拘り…それは1880年代から続いたルクルト社とのオーデマとの強い絆として感じることであろう。1970年代に入り、ジャカールクルトとルクルト社の合併、IWCを買収したジャガー社の吸収、幾度と変わる経営陣に中で、クオーツショックによる打撃で破綻寸前までいったジャガー・ルクルトを1988年40%の資本導入によりジャガー・ルクルトの売り上げを10倍にまで増やしたオーデマ・ピゲの真のすごさを物語り、そして機械式のロービートとして人の手で大事に丁寧に仕上げられた頃の一品であることを皆さまに知って頂きたい。