セクシーな漂い…18金無垢シャンパンゴールド★オーデマ・ピゲ★スパイラルベゼル Cal.2090

1930年代、アールデコの影響で、それまで美とは縁遠かった”角”という形状がアールデコの影響により、芸術的造形へと進化していった。その後、北米への富裕層が増えることにより、ドレス系ウオッチの人気の高まりとともに1960年代、時計も薄型へと進化していった。そしてそんな中、1970年代初頭、クオーツショックでほとんどのスイスメーカーが破綻する中、その後の1974年、中東戦争によるオイルショックでさえもびくともせず、逆に世界を震撼させたモデルが1972年発表された。”ロイヤルオーク”。それは8角形という当時では考えつかない斬新な形状と、当時ステンを抉りぬき造形された技法の流行をコラボさせ、それが世界三大時計というヒストリー性が加わり、世界の人々に愛され続けたのは言うまでもないが、その角という形状を更に美への追求として進化させ究極のドレスウオッチとして、この世に生を受けたモデルが多数存在する。

Ref.949..

オクタゴンの8角形の造形をなめらかに表現し、更にスクエアーの特徴をも活かし、独創的な美へ境地をメッセージとして伝えたこの一品は、18金無垢シャンパンゴールドを艶やかに表現する最大公倍数としてベゼルに螺旋上のスパイラルラインを丁寧に施し、光を我が物かのように操りが如し神秘な装いへと変える。肌に嵌める感覚は、優しくどことなく温かい懐かしさを感じ、そのケースから肌に感じる鼓動の先には、この70年代の暗雲の時代、ルクルト社がよりコンパクトに、そして様々なバリエーションケースに対応する為に、高振動として1976年に開発されたCal.895、ヴアシュロンコンスタンタンCal.1015として姿も変え、その遺伝子をオーデマ・ピゲも独自の世界へといざなう為に、テンプ周りに対して妥協を許さないリファイン魂を、5姿勢差、そして温度調整済みへのプロセスとして形にした最高キャリ”Cal.2090”が最高の熱いビートを奏でてくれる。バックルもこの当時のオリジナルで、ベゼルの螺旋と同じデザインのスパイラルラインが付いているK18無垢のバックルです。
その研ぎ澄まされたブリッジに施されたコートドジュネーブ、高振動ゆえに、小さく纏められたテンプ周りが、ルクルトの機械式への拘りと、クォーツ到来のこの時期に機械式に拘ったルクルトの最終幕の本当の姿を予感させる。
そんな最高のキャリを載せ、フェロモンを身に纏うほどの最高にセクシーで大人の色気ほ感じるこの一品、あなたはこの存在に耐えることができようか…….