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幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティール

PRICE 
MODELダ・ビィンチ ライン  オニキスダイアル 
MOVEMENTCal.423 
AGE1974年頃 
MATERIALステンレススティール 
SIZE28.9mm/横径リューズ含めず×37mm/両ラグ先端まで  

SOLD OUT

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幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル
幻1974年★IWCオールドインター★ダ・ヴィンチ ライン★Cal.423 ステンレス スティールのサムネイル

独特のパーツ供給のしくみにより、独自の設計によるムーブメントの開発をしてきたIWCが機械式の製造ラインにピリオドを打った。それまで製造していたCal.403,423,そしてIWCの歴史を築いてきた名機”Cal.89”、そしてオーマティック、ペラトン最後の巨匠”Cal.854”、”Cal.8541”すべてを74年に製造を中止した。
5年後の1979年を境に3000番台リファレンスのクオーツが主流となり、それまでの主力モデルであったダヴィンチ、インヂュニア、ヨットクラブでさえもクォーツモデルとして切り替わり、その後は手巻き、オートマティックは在庫のみの生産となった為にドレス系のオートマティック、手巻きモデルに至っては、7モデルだけの登場で極少数の製造で終わっているのも事実である。これは73年の世界大恐慌、クオーツショックの影響もあり、更に1978年にはとうとうジャガー社が買収したことで、IWCとしての歴史はここでピリオドを打ったとも言えよう。
そんな74年というIWCのひとつの節目となる年に出たモデルを今回ご紹介したい。それは”ブラックの光沢の中に白き色をアクセントとして、それはまるで未知なる世界へと導きだす”ダ ヴィンチ ライン”の真実の定義をこのモデルから感じることが出来る。ケースの形状もダヴィンチらしく、スクエアーという造形をダヴィンチという世界で表現することで、スクエアー型に曲線をつけ、ベゼルは鏡面、他すべてをヘアライン仕上げとし、他では見られない独特の形状として誕生させた。それはどの角度から見ても違う姿へと変化し、物理学という科学的な考え方を美という感性に変えた姿もそこにはある。
当然、内部から聞こえるその鼓動は、手巻きの最後の巨匠”Cal.423”。1970年に401,402,403の後継機として誕生し、4年間で6600個という生産でピリオドを打った幻の”423キャり”。21600振動という高振動に丁寧に作られた独特のブリッジデザインはチラネジは無くなったもののパーツの仕上げに高級機の証たるコートド・ジュネーブはもちろんのこと、受石のルビーにゴールドシャトン留めを施し、美と精度と耐久性を追い求めたオールドインターの意志を継ぐ最後の証であったことを物語っているようである。