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MODEL | Ref.9245 インヂュニア パーペチュアルカレンダー |
MOVEMENT | Cal.3758 |
AGE | 1991年11月1日販売 |
MATERIAL | 18金無垢 |
SIZE | 34.5mm/横径リューズ含めず×44mm/両ラグ先端まで |
18金無垢パーペチュアルカレンダー★IWC インヂュニア★Ref.9245 Cal.3758
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1955年に誕生した磁場を完全防御する為に、バックケースにメタルのインナーケースを装備し、防水まで備えた『INGENIEUR/インヂュニア』。INGENIEURの文字をサンダーボルトが真っ二つに走り抜けるイメージを象徴としたこのモデルは”852キャリ搭載の”666A”をファーストとし、オートマティック”85″系の歴史と並行するかのように多彩なモデルチェンジを繰り返し、1978年、IWCがジャガー社に買収されたことをきっかけに、インヂュニアは大きな変革の次期を向えていった。1980年代止み止まぬクオーツシッョックの残党がIWCをクオーツへの道へと導き、そこにはIWCオリジナルキャリの存在も消え失せていったのも事実である。しかしオーデマ・ピゲのロイヤルオークの成功に冠を発して、IWCもロイオルオークをデザインしたジェラルドジェンタにデザインを依頼、1976年フロントケースにかなり段差をつけたラウンド状のスクリュー式のフラットベゼルを装備し独特なインヂュニアの世界を築くきっかけとなった”STEEL LINE”、SLシリーズが誕生し、その後、金無垢モデルも誕生したことにより”SPORTS LINE”の意味として変革していき、会社の体制に伴い、自社でのムーブメントから他社へのモジュールラインとして変革していく。それが2000年以降まで続くETAの”Cal.2892″系のキャリバーである。これをベースとして、IWCは独自の世界を築いていく。前者で述べた、”SLシリーズでも知られるように”Cal.3753″でもある通り、”Cal.3754″、”Cal.3755″、”Cal.3757″の基本4ラインの”375ファミリー”の誕生は大きいものである。それぞれ派生キャリが存在していくが、特徴としてはすべてが耐磁性に富んでいる点であり、ボートフィノなどのドレス系にも搭載されるが、インヂュニアとしての存在にその価値を求めていったのも事実である。そしてその中でも1988年に誕生したモジュール最高峰キャリとして誕生したのが、3757ラインのそして今回ご紹介するモデルに搭載される
Cal.3758…永久カレンダー、Ref.9245 / INGENIEUR PERPETUAL CALENDER
である。永久カレンダーと言えば”ダ・ヴィンチ”がすぐ思い浮かべるが、その8角形のベゼルにビス留めとそのデザインを見れば一目瞭然、1991年に販売された”インヂュニア 永久カレンダーである。その名のとおり、4年に一回来る閏年、ご存じ2月29日である日日を既にムーブメントの凛冽の中に加え計算することで、最低”48カ月”、月例の誤差を考えても、永久的にカレンダーを変える必要性が無い、そのムーンフェイズの誤差も100年に一回、調整するくらいなもので、この”Ref.9245″は2050年頃までは、全く調整を必要としない。まさに不滅である。そんな今回の一品は特に、先日、IWCのテクニカルサービス、OHを受け、2016.05.29までのメーカー保証までついた奇跡とも言わんばかりの一品、当然、全くの無キズで未使用と言いたいぐらいの最高のコンティションを持って今回、ご紹介したい。