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MODEL | レクタンギュラーケース |
MOVEMENT | Cal.84 |
AGE | 1920年代 |
MATERIAL | 18金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 24mm(クラウン含めず)×40mm(ラグ to ラグ) |
幻となり..Cal.84☆118金無垢シャンパンゴールド レクタンギュラー★IWC★1920′s
SOLD OUT
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マニュファクチュールという世界に定義を求めず、エボーシュという世界にも囚われず、すばらしいパーツを厳選し、そして組み立てていく。それは決してエボーシュと呼ばない独自に生み出した世界を自由に表現することとなりそれはマニュファクチュール以上のキャリバーを誕生することとなった。それは懐中キャリとして世界に名を轟かせたフィンガー式ブリッジの代表格としても名高く、1893年から1930年という、懐中だけでなく、その後の腕時計専用ムーブの歴代の中でも群を抜くロングランでIWCを支え、世界の人々を魅了してきた”Cal.65″を最後に一つの時代が終わろうとしていた……
しかしそれは、懐中から腕時計に変わる新しい時代の幕開けとなったのは言うまでも無い。それは1915年のIWC初の腕時計としての自社キャリ”Cal.75,76″の歴史的瞬間となり、それは1920年のアール・デコ到来により、初めてメンズとしてのアール・デコの象徴たる角という分野において確信を収める名機も誕生することとなった。
Caliber.84/キャリバー84……
1920年、それは75,76のDNAを引き継ぐ形として誕生し、60系、90系とは違う全くアウターラインで誕生していった。当然その様相は他の分離したブリッジとは違い、2番車を香箱と同じブリッジに納め、3,4番車を同ブリッジとし、ガンギ車を個別とした独特の形状なった。そして今回の一品がその80年間という軌跡を懸命に語り続けている….
20年代独特のデカめのチラねじは、黄銅とスティールの2重メタルのテンワの2箇所に切り込みを入れ、温度差による精度への概念を打ち消そうとするバイメタル切りテンプの80年以上前の時への拘りを実感出来よう。そして19.4mm×3.2mmというムーブ空間は、当時の職人の妥協を許さないパーツヘの拘りは曲面を丁寧に仕上げたアングラージュ、そしてコートドジュネーブをブリッジに仕上げ、そのテンプから生みたされる源はブレゲひげゼンマイという確固たる職人の技を80年経った今でも日差60秒以内という時を80年以上の時を刻み続けている。そしてその伝説キャリを伝えるべく1920年代アールデコの象徴たるレクタンギュラーケースは贅沢な18金無垢のシャンパンゴールド。その言葉にならない造形美は、反り返るほどの湾曲したカーシブドケースを独特に表現し、更にラグとケースとの間に隙間を入れ、より長くしなやかな曲線へと視感を導き、カーシブドケースの添うように存在するアクリルドーム風防も信じられないほどの反り返りを魅せ、この一品が特別な存在として未だ角型伝説キャリ”Cal.87″が存在する以前に存在した”Cal.84″を搭載したIWC初のレクタンギュラーとしての軌跡を物語っていることを皆様にお伝えしたい。