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MODEL | Ref.3728 ダ・ヴィンチ クロノグラフ |
MOVEMENT | Cal.630 |
AGE | 1999年 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 36mm(クラウン含めず)×48mm(ラグ to ラグ) |
IWC★ブラック ダ・ヴィンチ クロノグラフ★Ref.3728☆売切り Cal.630
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世界を混乱に落としいれたオイルショックが冷め止まぬ中、1969年早々、クオーツの開発により、時計業界が転げ落ちるように破滅していった。このクオーツショックによりスイス業界では、500と言われる時計関係企業が倒産したという。当然、IWC自体も経営難に陥り、1969年、”ジャガー・ルクルト”のフランス”ジャガー社”の資本投入により事実上、買収という形にはなったものの経営難を免れたのも事実である。そんなIWCが、クオーツという分野に挑戦したモデルが、1972年に登場する”Da Vinchi(ダヴィンチ)である。9500番台から始まるクォーツ連合軍の筆頭として登場し、当時、驚きの精度を叩き出したクォーツその名の如し文明の進化の象徴として”レオルド・ダヴィンチ”の名を冠したモデルであるが、当時のIWCの状況を考えると最終兵器として打ち出した最後の砦であったのかもしれない。その後、ダヴィンチは当たり、翌年インジュニアのクオーツモデルも登場し、”ダ・ビィンチ”がIWC史上、最大の危機を乗り越えるプロセスのカギとなったのは言うまでも無い。
そんなダ・ヴィンチから今回、ご紹介させて頂くのは、1999年、その予測不可能にフォルム、そしてクオーツショック当時、クオーツにかけたIWCの精度への挑戦への思い募らせるかのような20世紀最後を飾に相応しいダ・ヴインチが登場した。
『Ref.3728….Cal.630キャリバー搭載クロノグラフ』
その予測不可能なステンボディーは、可動式のエレガントなカバードラグを装備し、ヘアライン仕上げされた趣に、魅惑な思いをつのらせるベゼルステップをつけ、バックケースは、5つのスクリューネジでしっかり防水を強調したスナップバックとし、大胆な印象を魅せ、そのダイアルに至っては、ブラックのエナメル調でガラス細工のような繊細な装いを魅せる。当然この一品を見た者は、誰でも脳裏から離れられないその独自性に歓喜な喜びを感じるはずであろう。ムーブメントは、世界最大のマニュファクチュール”ジャガー・ルクルト社”製の”631キャリバー”をベースにし、クォーツによくあるオートアドジャスト機構など、余計な機構を一切つけず、クロノグラフ機構の耐久性と誤作動などを徹底的に追求した”630キャリバー”が25石として、クオリティーの高さを物語っている。
バンド、バックルからすべてオリジナル。そしてケースは全くの目立つキズも無く最高の状態でこの一品を落札された方に、心を込めてお届けしたい。