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MODEL | Ref.3700 ポルシェデザイン |
MOVEMENT | Cal.790 |
AGE | 1988年 |
MATERIAL | チタニウム |
SIZE | 42mm(クラウン含めず)×45.5mm(ラグ to ラグ) |
IWC★ポルシェデザイン★Ref.3700 Cal.790 チタニウム
SOLD OUT
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1970年代のスポーツカーブームの火付け役となった名車『ポルシェ911』。その名車を誕生させ、あらゆる分野のプロダクトを手がけた”フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ”。20世紀の偉大な偉人100人の中にも入った伝説的英雄の彼が、IWCとコラボすることによって時計産業へと展開し始めたのが1970年、世界一の名車をデザインした彼のディテイルは、その素材にまで拘り、70年当初からチタン、アルミなどを取り入れ、腕の一部として自然的な体感を現実にし、車のダッシュボードをそのまま腕のはめたようなデザイン、ブラックを基調としミニマムな要素でシンプルな独特的な曲線をアレンジした、言葉で表現しつくせないほどである”ポルシェデザイン”。そんなポルシェデザインから今回、ご紹介させて頂くのは、チタンの代表格であり、チタニズム的存在感を我が物とした当時、爆発的人気を博し、現在でも探し回っているコレクターが後をたたないと言われる伝説最高モデル”REF.3700″オールチタニウムクロノクグラフをご紹介したい。
オールドインターの懐かしいフルネームロゴをIWCの下に描き、そこへポルシェデザインのフルロゴが付く、最高のステイタスを掲げたこのモデルの誕生へのフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェの苦悩は並大抵のものではなかったであろう。
昔から、地球の地殻を合成する元素として鋼鉄以上の強度を持ちながらアルミの2倍ほどの軽さで金ヤプラチナなどと同等の耐蝕性を持ち、金属疲労がおこりにくいことで良く知られているが、たいへん加工しにくく、鋳造や溶接に伴う莫大な設備投資からも懸念されやすかった。当時、ポルシェがデザインする折、カメラメーカーの京セラが、ポルシェからのチタン仕様を断ったほどであり、時計の分野にまさかチタンを仕様するなど誰も考えつかなったでことであろう。当然、当時のIWC側も複雑な心境であったのであろう。事実、チタンの鋳造所をポルシェ社自身が設備したが、ケースなどは外注に出し、何度も失敗の上、チタンケースに成功したのは事実である。そして出来上がったその様相は、独特のの粗めの素朴な漂い、そして肌の一部とも思える柔らかな感触と軽量感を実現し、今ままでにない味わいをかもし出してくれている。当然、キズはつきにくく、ホコリなどもつきにい為、清潔感を維持し易く、日常使いとしても最高の役目を果してくれる。そこにクロノグラフ専用キャリ”ETA Cal.7750″をIWC社自身が歩度調整を行い、クロノメーター以上に厳しい最高の自社キャリへと導き、”790キャリ”として生まれ変わらせたIWCの技術力がコラボされ、これにないデザイン界と時計界の巨匠の最高傑作が誕生することとなった。そして今回のこの最高傑作”REF.3700″オールチタニウムクロノグラフは、スキのない完璧な計算づくされたクロノグラフダイアルのコーナー部分に細かい剥がれがいくつかあるものの、他パーツは、見事なほどの完璧なコンディションを維持している。ブレスも指一本入れる余裕さのある185㎜という嬉しい余裕さを感じる腕周りで文句のつけどころがないほどの一品としてあなたに心を込めてお届け致します。