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MODEL | ギュベリン レクタンギュラーケース |
MOVEMENT | Cal.87 |
AGE | 1930年代初期 |
MATERIAL | 14金無垢 |
SIZE | 34mm(クラウン含めず)×41mm(ラグ to ラグ) |
幻.14金無垢レクタンギュラー★ギュベリン By IWC★Cal.87☆美品
SOLD OUT
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スイスチューリッヒから電車で一時間ほど走ると突然、世界が変わりだす。そんなどこか懐かしい想いをつのらせる町”ルツェルン”。そんな町で生まれ、世界にリテイラーとして名を馳せたのが、今回、ご紹介する”ギュベリン”である。1854年にこの”ルツェルン”で誕生し、1900年より本格的にビジネスに乗り出し、宝石商としてスイスでは括弧たる地位を気づき、1922年には、ニューヨークに支店を構え、ティファニーと肩を並べるほどとなり、その頃からパテックフィリップとの代理店契約を結び、2005年、ギュベリンとの記念モデルとしてパテックからトラベラータイムが発表されたのは誰でも知るところであリ、パテックフィリップファンであればこの名に敬意を表するであろう。1930年代に入るとIWC、ルクルトやモバドからもムーブメントの供給を受け、自社時計製造に乗り出し、現在では1000万以上の高級時計を連ね、世界のビップから愛されていることは言うまでもない。又、宝石鑑定の世界的権威として宝石の美しさを科学的に証明し、スイス宝石学協会名誉会長、そしてご存じ”G.I.A”創立の立役者として、又”ドクターギュベリンとして世界の人々に愛された”エドワード・ギュベリン”宗家のブランドである。
そして今回、ご紹介させて頂くのは、世にも珍しい14金無垢レクタンギュラーケースのギュベリンをご紹介したい。当社にお持ちになったオーナーからこの時計を見せられた時、私自身、ショックを隠し切れなかったのも事実。それは現代の情報社会において、本だけでメーカーの真偽性を問い正そうとする日本人独特の経験価値よりも情報価値の社会に洗脳された結果なのかもしれない。これは元オーナーが、この一品がIWCの”87キャリ”が搭載されながら”GUBELIN”の文字の意味すらも解らず、挙句の果てに14金無垢のレクタンギュラーのケースにIWCの刻印も無いことから、勝手に偽物であると勘違いして、オリジナルのギュベリンダイアルをわざと”IWC”に書き換えてしまったたいへん大きな間違いで価値を損ねてしまったものでることをまずはご説明したい。確かに当社に持ち込まれる半分以上が偽物、ガチャモノであるのが現実だか、今回の一品は、正真正銘の本物。1930年頃から、パテックに見る”Cal.9-90”や、ジャガー・ルクルトのレベルソ”Cal.064”に見るようにアールデコ風潮が時計界においても高まり、角型一色に変わり、自社ブランドに乗り出したギュベリンも、当然いち早く角型のモデルを発表したのが、今回のIWC提供の伝説”Cal.87”を搭載した一品、当然ながら独特な角穴の配置を特徴としたリボルビング構造は美だけを追い求め1931年の開発時に既に極めしその姿はジュネーブ様式からジュウ様式に美を求めたIWCの革新の意思も見えよう、そして今回の一品のそこには、世界有数のリテイラーである”GUBELLIN”の文字が深々と刻まれ、更にこの一品に搭載されている”87キャリ”は1931年製造のファーストキャリバーであり、当然そこには3ポジションの姿勢差調整、そして驚くべきことは、80年近くたったにも関わらず現在もタイムグラフで日差-15秒ほど精度も抜群のものである。そしてクオリティーの高い14金無垢ケースは、しなやかな曲線をフロントから弧を描くように伸びたる14金無垢のレクタンギュラーのケースとしてムーブメントとの噛み合わせも寸分の狂い隙間も無いほどのディテイルで存在すらも感動的な仕上がりとなっている。ダイアルは”ギュベリン”の文字をわざわざ”IWC”に変えられたもので、元オーナーの高く売る為なのかは問い正さないが、書き換えされていない”GUBELIN/ギュベリン”ダイアルのほうが、IWCよりも価値が高いのは事実、日本ではギュベリン自体の価値は現在、低いのかしれないが、世界では、スイスが誇る高級リテイラーであり、最高のステイタスを感じることの出来る唯一のリテイラー時計メーカーであることは揺るぎない事実である。