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MODEL | Ref.B1750 ジャイロマティック |
MOVEMENT | Cal.47AE 569 |
AGE | 1950年代 |
MATERIAL | 14金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 31mm(クラウン含めず)×36mm(ラグ to ラグ) |
伝説Ref.B1750 ジャイロマティック Cal.47AE★ ジラール・ペルゴ★14金無垢シャンパンゴールド
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その確かなるゼンマイを巻き上げる感触にも変わらず、辺りの静けさと同様にそれは音をたてずに時を巻き上げていく…そっとその語らいに耳を傾けるやっと聞こえるそのローターの響きは空を切るかのように、まるで風の囁きにも似た、そんな静けさを感じさせる…….
たまらず、そっとそのステンのスクリューのアウターリングで留められていた14金無垢のバックケースを開け、その静けさの意味たるものを確かめる為に、そっとそっと…指でローターを回してみる。そこに突然現れし7つのコンパートメント、ジャイロトロンというその存在、意識の無いままローターを回し続ける指に感じるそのリバーサーギアの動き、ロータ中心部に、それとは逆に動くトランミッションホイールがリバーサーの下でローラーを動かしていく、その度にコンパートメントの小窓にそのローラーを絡ませ確かな巻き上げを確実なものとしていく。その真実は見た者の脳裏の中でハンマーで打たれるかのようなそんなとてつもない衝撃となり心の中に残像のように残り続ける…….
GYROMATIC…….ジャイロマティック
1956年、突如その世界は誕生した。Cal.18を自動巻きへと進化させ、そこにジャイロ機能を搭載し、19ラインの世界を確立、あのジャイロティックの英雄”Cal.21.19″をも誕生させた21ラインから31、32ラインへと世界を広げていった。それは1970年頃までのジラール・ペルゴの歴史そのものであると断言しても言い過ぎではないだろう。そして今回ご紹介するは、当然18000振動最後の切り札とされた”47AE”シリーズの569キャリバー。ア・シールドと組み更に巻き上げを向上させた名機中の名機であり、その磨き上げられたパーツすべての美しさと、その静かすぎるそのローターの響きは、ジャイロマティクを手にした者だけが感じる優越感ともなろう。そしてこの569の存在価値を認めさせんが為のその存在価値はあの世界3大ケースメーカーとして世界にその名をしらしめた”WADWORTH”製の14金無垢、”ハリーアーサー・ウォズワース”が1889年、29歳の時にケンタッキーで立ち上げ、他ケースメーカーが、副業をしている中、このケース製造のみに命を燃やしたように、そのクオリティーの高さは、ステンのアウタースクリューリングに絡むバックケースの下にはパッキンを絡ませる場所まで設け、しっかりとムーブメントを完全防御し、内なるクオリティーという見えない部分にまで拘りを感じる。当然、外なる美しさは、その明らかに目立ちすぎるステップのハンマーラグを見て頂ければ、この逸品にかけたジラールの思いが伝わってこよう。
Ref.B1750…ジャイロマティック