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MODEL | ラウンドケース スモールセコンド |
MOVEMENT | Cal.12 |
AGE | 1960年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 34mm(クラウン含めず)×40mm(ラグ to ラグ) |
時を楽しむ為に…1960年代ステンレススティール★ジラール・ペルゴ★伝説Cal.12
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スイス時計普及の為に日本に来日し、日本での最初の法人会社を設立し、西郷隆盛などにもライフルを教えたこともあり、日本文化にも多大な影響を与えたジラール・ペルゴの使者”フランソワ・ペルゴ氏”
創業一族であるコンスタン・ジラールの妻であるマリー・ペルゴの弟である彼の日本での偉人伝は、未だ解明されておらず、1877年12月10日、43歳という短い生涯の中で、唯一愛した日本人女性、そして彼らの間に娘もいたなど、ペルゴ氏の死後、莫大な遺産相続に対し、誰も名乗り出なかった当時の国境を越えた苦難の愛の形、そして現在のペルゴ氏の墓にはなぜか子供の墓が寄り添うように立てられているなど、想像すれば、最高のロマンティックなストーリーを思い浮かべることが出来るよう。
そんなジラール・ペルゴのヒストリーを感じながら今回、ご紹介する一品は、ラウンドをこれほど美しく表現することが出来るのかとも言いたくなるほどの造形からデザインまですべて計算づくされた均整整った出で立ちは、光沢のあるパールシルバーをベースにスモールセコンドを配し、そのスモセコダイアルの指標を4本の線でシンプルで表現し、太目のバーハンド、そしてインデックスにも同じ形状のバーをアプライドに表現し、更に12時位置側にジラール・ベルゴの象徴である”GP”が燦然と輝く姿に言葉を失うほどの感動を覚えるのは私だけであろうか…….時間を読み取るというシンプルな日常的行為をいかに楽しめるか、そしてこその一瞬の大切な時間をいかに噛みしめることが出来るかという答えを既に知っていたかのような思いのつのる一品ではないだろうか。当然その34mmという存在感のあるスティールケースが物語るとおり、その内部から聞こえてくる熱き血潮は、ジャケドローが搭載したこと(“FEF”Cal.86/Cal.GP170)でもおわかりのとおり、そのクオリティーの高さで他エボーシュより群を抜いていたと言われる”フルリエ”をベースにした”Cal.12″。ジラール・ペルゴの量産へのプロセスとなる”Cal.03″同様、50-60年代を駆け抜けてきた名機中の名機であると言っても過言ではない。3,4番、ガンギ車を一つのブリッジに配し、独特の世界を描き、そこに映るルビーは平石でありながらも油だまりが深く、又、インカブロック採用により油の保有率を高くし、耐久性において絶大なる信用のおけるキャリバーであることは言うまでもない。そんな最高の逸品であるジラール・ベルゴの熱い偉人伝を語りながら、今宵はバーボン片手にその歴史と向き合ってみてはいかがであろうか。