激希少14金無垢シャンパンゴールド34mm★ジラール・ペルゴ★Cal.ジャイロマティック21.2

スイス時計普及の為に日本に来日し、日本での最初の法人会社を設立し、西郷隆盛などにもライフルを教えたこともあり、日本文化にも多大な影響を与えたジラール・ペルゴの使者”フランソワ・ペルゴ氏”
創業一族であるコンスタン・ジラールの妻であるマリー・ペルゴの弟である彼の日本での偉人伝は、未だ解明されておらず、1877年12月10日、43歳という短い生涯の中で、唯一愛した日本人女性、そして彼らの間に娘もいたなど、ペルゴ氏の死後、莫大な遺産相続に対し、誰も名乗り出なかった当時の国境を越えた苦難の愛の形、そして現在のペルゴ氏の墓にはなぜか子供の墓が寄り添うように立てられているなど、想像すれば、最高のロマンティックなストーリーを思い浮かべることが出来るよう。
そんなジラール・ペルゴのヒストリーを感じながら今回、ご紹介する一品は、14金無垢シャンパンゴールドケースをラウンドに表現するのにこれほど美しく表現することが出来るのかとも言いたくなるほどの造形は、ベゼルとケースを一体化し、14金無垢バックをスクリューのねじ込みとすることでより防水性を高めた質の部分はもちろんのこと、デザインまですべて計算づくされたように、ラウンドのケースとラグとのジョイントの部分に溝をつけ、ラウンドという世界をより美しく引きたたせている。当然ダイアルは当時のオリジナルのコンディションで最高のビンテージな味わいを感じ、更に12時位置側にジラール・ベルゴの象徴である”GP”が燦然と輝く姿に言葉を失うほどの感動を覚えるのは私だけであろうか…….時間を読み取るというシンプルな日常的行為をいかに楽しめるか、そしてこその一瞬の大切な時間をいかに噛みしめることが出来るかという答えを既に知っていたかのような思いのつのる一品ではないだろうか。当然その34mmという存在感のある14金無垢ケースが物語るとおり、その内部から聞こえてくる余韻のような静かに迫りくる鼓動は、ジャイロという独特な切り替え車へと繋げる表現方法ををオートマティックの世界へと導き、パーツすべてに金メッキを施し、18000振動のゆるやかな語らいとともに大き目のテンプが、この逸品の神髄を証してくれるていることは言うまでもないだろう。