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1926年 Cal.13.33 ワンプツシュ★ロンジン★18金無垢シャンパンゴールド/ポーセリング

PRICE 
MODELポーセリング ワンプツシュ クロノグラフ
MOVEMENTCal.13.33 
AGE1926年 
MATERIAL18金無垢シャンパンゴールド 
SIZE33mm(クラウン含めず)×39mm(ラグ to ラグ)×13mm(厚さ) 

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1926年 Cal.13.33 ワンプツシュ★ロンジン★18金無垢シャンパンゴールド/ポーセリングのサムネイル
1926年 Cal.13.33 ワンプツシュ★ロンジン★18金無垢シャンパンゴールド/ポーセリングのサムネイル
1926年 Cal.13.33 ワンプツシュ★ロンジン★18金無垢シャンパンゴールド/ポーセリングのサムネイル
1926年 Cal.13.33 ワンプツシュ★ロンジン★18金無垢シャンパンゴールド/ポーセリングのサムネイル

1961年、人類が月に世界で初めて足を踏み入れる計画がアメリカNASA始まった。アメリカン法により、エルジン、ブローバ、グリュエン、ハミルトン、ミドー、そしてスイス勢からは、ブライトリング、ホイヤー、ジラール・ペルゴ、ロレックスなどそうそうたるメーカー、そして日本からもセイコーがその見積もりの対象となり、12時間積算計クロノグラフを対象とし、マーキュリー計画と過酷なテストが同時に始まった。
1965年、4年及にぶテストの結果、最後まで残ったのはロレックス、ロンジン、オメガの3社であり、そこにはアメリカン法の適用は無く政治的しがらみの全く無い選定の結果であったのは言うまでも無い。しかしロンジンは減圧テスト中にガラスが歪み外れてしまうという結果に終わった。
それは1832年マニュファクチュールとして誕生し、ロイヤルアスコットレース、テニス界グランドスラム、アルペンスキー世界大会などにおいて公式タイムキーパーを務めるなど、クロノグラフのマニュファクチュールとして世界一とまで言われたロンジンの華やかな時代が、そのアポロ計画の最終選定の結果と、クオーツショック、オイルショック到来と同時に幕を閉じた。
しかしそのロンジンの名声を我が物としたストーリーは、リンドバーグ、そしてウィームス、そしてアーデコスタイルの名機達もこの世に生を成し、そしてそのロンジンのクロノグラフストーリーとして1910年Cal.13.33ロノグラフキャリ、1936年”Cal.13ZN”、そして1947年”30CH”を誕生させ、1957年、”Cal.530”により世界のクロノグラフの頂点を極めたのは揺るぎない事実である。

そんなロンジンからご紹介させて頂くのは、ロンジンが当時、航空分野において独占的市場を我が物とするきっかけとなった。腕時計として初めて、クロノグラフの世界に飛び出し、スイス時計業界も含め、世界一の称号をわがものとした原点『キャリバー13.33』搭載の1926年製造の一品をご紹介しよう。独特なその”13.33”の明らかにする菊座のデカ物リューズにクロノグラフのプッシャ―を一体化したとてつもない存在感。それが、市場ではまず出回ることの無い淡いシャンパンゴールドの18金無垢というメタリアルの叫び、それは33mmというラウンドにぽっこり膨らんだアクリルの風防を合わせると14mmほどの城壁となり見た者に迫真に迫る様相となっている。当然、この風格に魅せるダイアルは、経年劣化をさせぬ為にエナメル樹脂で焼き付けした当時の職人のクオリティーの高さが伺えるポーセリング仕上げ。そこには1000mごとに計測するカリキュレイターを青で、100mごとを赤で表示し、30分積算系を右に、左に永久秒針を右に配するクロノグラフのダイアルは、窪みを持たせたイン溝ダイアルとして品良く小さく創造されている。針は、錆付きを軽減する為に当時何度も焼きつけを繰り返した当時のブルースティールが、その限度を超え、90年以上の時の年輪をこの逸品の抒情詩として浮き彫りにしてくれている。更にこの逸品の真なる鼓動を感じる為にバックケースを開けると、そこにあらわになった世界の万博博覧会を含め、その中で金賞を受賞したメダルを右のパリ万博から始まり世界にロンジンの名を刻んできた9つの証を18金無垢のインナーハンターケースに刻む。当然アウターケース、インナーケースのシリアルは同ナンバー、そしてロンジンの証となるケースシリアルと同ナンバーとなるべくムーブメントナンバーを確認すべく根源は、そのインナーハンターを開けた瞬間、真鍮の粉を細かく砕き、吹付け、その後からメッキするという手の込んだ”ギルトフィニッハシシュ”が、宝石箱を開けたような空間がそこには広がり、大き目のビジョンブラッドのルビーを配したロンジンとわかるケースと同ナンバーであるムーブシリアルを刻んだブリッジが燦然と輝きを放っている。そして90年経った今でも変わらぬ雄叫びを発するデカメのチラネジは、温度の変化による膨張、収縮に対応する為に当時の職人の匠の技の証としたスティールと黄銅のテンワに切り込みを入りたバイメタルの切りテンプ。菊座のセンターに飛び出たクロノグラフのプッシャーを押した瞬間、オペレーティングレバーから放たれたその魂は、5枚刃のチラねじへと伝わり、細く、そして繊細でありながら丈夫に精製されたいくつものスティールのレバーが、ワンプッシュの伝道へのプロセスを確かなものとし、その先に見るスワン型のクラッチングが見事にそのクロノグラフという魂を確実なものとし、90年以上経った今でも、その緩やかで熱き鼓動を見たすべての者に心の奥に響かせ、そしてこれから100年。いや200年以上経とうが、この”Cal.13.33”のヒストリーを永遠に語り続けることであろう。