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MODEL | クロノメーター ティアドロップラグ |
MOVEMENT | Cal.Peseux 203SC |
AGE | 1950年 |
MATERIAL | 14金無垢シャンパンゴールド |
SIZE | 29mm(クラウン含めず)×39mm(ラグ to ラグ) |
激激希少14金無垢シャンパンゴールド クロノメーター ティアドロップ★ユリス・ナルダン★Cal.203SC
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タイムピースの頭脳と呼ばれるテンプを司る脱進機に命を注ぎ、マリンクロノメーターに賭けた思い、精度に拘り、そして職人の匠の技にみるその魂は、何にも耐え固いものとなっていく……..1823年1月22日の彼の誕生から24年後、ユリス・ナルダンという世界が誕生し、1862年ロンドンの国際展にて、コンプリケーションウオッチとして金賞を獲得してから、70年代に入りジュネーブ、ヌーシャテル旧天文台で金賞を受賞し、その後、1876年、2代目”デビッド・ナルダン”に引き継がれてからも1893年のシカゴ博覧会で金賞、1906年のミラノで、1909年のブエノスアイレスでも金賞を獲得と、マリンクロノメーターの世界からクロノメーターとしての価値を見出していった世界を代表するスイス時計メーカーとして発展していく。それは1935年、クロノメーターとして1/10秒を計測することが出来る初めての”Cal.22-24″を開発、そのキャリバーを搭載したスプリットセコンドのプロトタイプは、カナダのバルセロナ、そしてニューヨークの国際展でみごと金賞を獲得、翌年には、ベルリンオリンピックで1/100秒を計測するスプリットセコンドが公式採用され、現在でもベルリンモデルとして後世に語り継がれている。そんなユリス・ナルダンは、すべてのモデルをクロノメーター検定として世に送ることを決意し、エボーシュメーカーから供給されたムーブメントにも自社ですべて分解し、パーツすべてにチューニングを行い、テンプ周り、そしてそれに伴い必要なものに関しては、ブリッジすらも自社パーツへと交換し、クロノメーターとして誕生させていった。そして今回、ご紹介する逸品もそのとおり、1950年に発売されたこのモデル。11.5ラインのPeseux 203SCをベースにしクロノメーター検定機へと甦らせた拘りは、銅メッキで彩られた最高の輝きの中にトルク伝達を高める為に葉先を研磨されたインボリュート型の歯車達が一際目立ち、これでもかとゼンマイを巻き上げ、独特のブリッジから飛び出た2番車から秒カナへ時の道行く魂を伝える為に18000振動のテンプの熱き鼓動が聞こえてきそうである。周りを埋め尽くしたビジョンブラッドのエクストラルビーの深い輝き、オリーベたる技法で保油率を高め、すべてのパーツにアングラージュを施し、温度差調整の証を深々と刻み”クロノメーター”という世界に真実の精度への職人の匠の技を感じることができよう。 そしてその最高のキャリバーを最高の表現方法で存在感を露わにしたその造形たる輝きは14金無垢のという贅沢なメタリアル。インサイドにユリスナルダンニューヨークの紋章を深く刻み当時のアメリカン法を象徴とする”L&K”社のクオリティーの高さ。シャンパンゴールドという淡い輝きで、和みに似た優しい漂い、見ているだけで触りたくなるほどの触感的妄想は、ラウンドケースからしなやかに伸びたティアドロップのラグとして、まさにエロティックの象徴、見ているだけでフェロモンが漂ってきそうな妖美な漂いも感じよう。そんな今回の一品、1950年代の後半になってオートマティックへと変わっていくそれまでの手巻きのムーブメントにベースキャリバー、そしてインハウスナンバーすらも刻まないユリス・ナルダンのミステリアスな一面は、わかろうとするものに取り永遠の探究心を湧かせ魅了させるユリスならではの訳があるのだろうか? …
そして今回、スイスのユリスナルダンにいつものように直接、問い合わせを試みた。そして今までのスイスメーカーよりも一番早くコンタクトを頂いた、そこにはこの逸品が1950年に発売されたモデルで、最高のキャリバー” Peseux 203SC”をユリス最高の技術でチューニングを行った最高のクロノメーターモデルであると、そして最後に、この逸品と出会えたことに感謝するとともに、わざわざ、私の問いに何回もコンタクトをして頂いた、ユリス・ナルダンスイス本社のある素晴らしい方の志と、顧客を思う真実のサービスへの徹底徹底ぶりに敬意を表し、ユリス・ナルダンは世界最高のタイムピースを世に出す為にたった一人の顧客さえも誠心誠意、大切にするメーカーである世界最高のメーカーであることをことを皆さまにお伝えしたい