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MODEL | カレンドグラフ トリプルカレンダー マッシュルームクラウン |
MOVEMENT | Cal.470 |
AGE | 1940年代 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 32mm(クラウン含めず)×42mm(ラグ to ラグ) |
1940年代トリプルカレンダー★モバード カレンドグラフ★マッシュルームクラウン Cal.470 ステンレススティール
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1915年りオリスから始まったカレンダー機能への思い、ヴァシュロン・コンスタンタンが1925年、カウンター式のカレンダー機能を初めて搭載してから各メーカーがカレンダー機能を搭載したモデルを登場させることとなるが、そのほとんどが、エボーシュ供給キャリであり、バルジュー社”からは”Cal.90″、ア・シールドからは多くの派生キャリを排出した”Cal.1100″、コストパフォーマンスを図ったランデロンのCal.189など世界は熾烈なカレンダー開発合戦へと突入していった。しかしその中で確かなクオリティとマニュファクチュールとしてのプライドとして他メーカーとは全く違う独自のステイタスを持ちえたのが”ユニバーサル・ジュネーブ”、”レコード”、”モバード”の3社が挙げられるであろう。当然トリプルカレンダーを装備したユニバの最高峰キャリ”Cal.291″の存在は伝説となるが、実はユニバーサル・ジュネーブはマテール社を買収しムーブメントを依存していた。そのことを考えると100%マニュファクチュールとは言えないだろう。そうなると100%マニュファクチュールとして世界の頂点に立つのは”レコード社”、”モバド”の2社に絞られる。当然、2社とも月齢モデルも出していることもあり、甲乙付け難い。ましてムーブメントのクオリティーもレコードのダトフィックスで有名な”Cal.107″も、モバードの代表作である”Cal.470″ともパーツに面取りを施し、受け石のルビーにはシャトン留めも施し、耐久性も高く、2社ともブリッジの形が独特ののであり独自性も互いにある。そんなトリプルカレンダーのことをとめどなく語らいながら今回、ご紹介させて頂くのは、モバドからトリカレメインキャリとして有名すぎる”Cal.470″搭載の1930年代に登場した”カレンドグラフ”をご紹介したい。
しかし時代的にカレンドグラフは古い為、ダイアルのコンディションに対し、望むことも出来ないのも事実であるが、今回の一品は、何と完全な当時のオリジナルコンディション。オリジナルのブルースティールのペンシル針の夜光はリフィニッシュしてあるが、アラビアンナンバーとドットのインデックスの飛び表示に夜光の枯れた具合、すべて経年の漂いが完璧なビンテージコンディションとして最高の様相を漂わしている。しかも年代的に、40年代後半の一品だけあってバックケースはスクリューとなり、それに合わせ、クラウンはスクリューバックとしての基本形”マッシュルーム”となる。そしてモバド特有のステップを付けたケースからラグにかけてのラインは見事なまでの造形として存在感を露わにしている。そんな今回の最高の一品、そのステッフドケース、そしてラグすべて目立つキズも無く、それでいてヤセが全く感じられない奇跡のコンディションとして皆様にお伝えしよう。